各スケジュール済のジョブには、異なる特徴を備えた複数の出力ファイルを確保できます。各出力ファイルには、複数の宛先を指定できます。
XMLデータ・プルーニングは、次に対してサポートされていません:
サポートされている配信チャネルは、電子メール、HTTP、コンテンツ・サーバーおよびDocuments Cloud Service (Oracle Content Management)です。
レポート・ジョブ履歴ページで、「配信前に出力を圧縮」オプションが構成されたジョブの詳細を表示してから、「出力および配信」セクションで「送信」をクリックした場合、配信される出力は圧縮されません。
複数の宛先にレポートを配信するには、レポートの「宛先」リージョンに配信詳細を入力します。
レポート・ジョブのスケジュール・ページでは、レポートの出力の宛先タイプを選択および定義します。
選択できるのは、管理者によって構成された宛先タイプのみです。レポートの出力に対して複数の宛先を追加できます。
宛先タイプ | 説明 |
---|---|
電子メール |
複数の電子メール・アドレスはカンマで区切って入力します。 レポートに含めるメッセージ・テキストを入力します。メッセージ・テキストを書式設定するには、HTML 4要素(フォント、リスト、表のセル、ハイパーリンク、埋込みGIFイメージなど)を使用できます。 これらのオプションを使用して、電子メールの受信通知や開封通知を構成します。
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プリンタ |
プリンタ・グループおよびプリンタを選択して、印刷部数を入力し、片面印刷または両面印刷(このオプションを有効にするにはプリンタが両面印刷をサポートしていることが必要)を選択します。オプションで、レポートを印刷するプリンタのデフォルト・トレイ、および印刷範囲のページ数を選択します。 |
FAX |
レポートを送信するFAX番号を入力します。 |
FTP |
管理者が構成したFTP配信設定を使用する場合は、ユーザー名とパスワードのフィールドをスキップします。FTPサーバーの構成をオーバーライドして、パスワードベースの認証を使用する場合にのみ、FTPサーバーの有効なユーザー名とパスワードの資格証明を入力します。 次のプロパティを指定します。
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コンテンツ・サーバー |
コンテンツ・サーバーおよび宛先フォルダを選択します。 コンテンツ・サーバーのレポートへのアクセスを制限するには、セキュリティ・グループおよびアカウントをレポートに割り当てます。Publisherは、コンテンツ・サーバー用に構成されたセキュリティ・グループおよびアカウントの値を取得します。 |
Content and Experience |
Oracle Content Managementサーバーおよび宛先フォルダを選択します。 |
オブジェクト・ストレージ | レポートを配信したり、接頭辞テキストやレポートのファイル名を入力する、オブジェクト・ストレージを選択します。接頭辞は、オブジェクト・ストレージでレポートを編成する際に役立ちます。オブジェクト・ストレージからレポート出力をダウンロードする場合、接頭辞はレポートの識別に役立ちます。
接頭辞はオブジェクト・ストレージのフォルダ・パスを定義します。既存の接頭辞または新しい接頭辞を指定できます。ジョブIDまたはレポート名を接頭辞として使用できます。接頭辞を指定しない場合、 |
コンテンツ・サーバーは、レポート・ドキュメントを配信する宛先タイプの1つです。レポートの配信先となるコンテンツ・サーバーを選択します。
この表の情報を使用して、コンテンツ・サーバーのプロパティに適切な値を入力します。
プロパティ名 | 説明 |
---|---|
セキュリティ・グループ | (オプション)レポートの割当て先となるコンテンツ・サーバー・セキュリティ・グループを選択します。 |
アカウント | (オプション)セキュリティ・グループ内のレポートの割当て先となるアカウントを選択します。
後続する必要なメタデータ・フィールドに値を入力できます。これらのフィールドに値を入力しなかった場合は、デフォルトのレポート情報から値が適用されます。 |
作成者 | (オプション)レポートの作成者の名前を入力します。このフィールドを空白にした場合、コンテンツ・サーバーの「作成者」メタデータ・フィールドにはユーザーIDが使用されます。管理者がコンテンツ・サーバーに対してログインしているユーザーを作成者として使用するを選択した場合、Publisherはコンテンツ・サーバーの「作成者」メタデータ・フィールドでログインしているユーザーを作成者として設定します。 |
タイトル | (オプション)レポートのタイトルを入力します。タイトルを入力しなかった場合、コンテンツ・サーバーのタイトルにはレイアウト名が使用されます。 |
ファイル名 | リモート・サーバーに配信されるドキュメントに割り当てるファイル名を入力します(例: myreport.pdf)。ファイル名が、コンテンツ・サーバーのネイティブ・ファイル名として使用されます。ファイル名の値を指定しなかった場合は、出力名が使用されます。 |
コメント | (オプション)コンテンツ・サーバーのドキュメントに添える説明を入力します。 |
カスタム・メタデータを含める |
「カスタム・メタデータを含める」オプションは、レポートのデータ・モデルにカスタム・メタデータ・コンポーネントが含まれている場合にのみ使用できます。「カスタム・メタデータを含める」オプションを選択すると、配信されるドキュメントには、データ・モデルで指定されたカスタム・メタデータ・フィールドが挿入されます。 |
オンラインで表示するためにパラメータ化された埋込みレポートを構成できる場合、パラメータには、分析から、またはサブジェクト領域への直接接続から適切な値が表示されます。パラメータ化された埋込みレポートをスケジュールすると、分析からレポートにパラメータが渡されません。結果的にレポートには、分析に使用されたパラメータのデフォルト値が表示されます。スケジュールされたレポートへの直接接続の場合、パラメータが渡され、値はレポートに正しく表示されます。