マップ・ビジュアライゼーションの場所の一致の確認

用語間にあいまい一致や部分一致が存在する場合など、マップ・レイヤーのデータと一致結果の間にある不一致の問題を確認できます。

あいまいな結果が存在する場合、正確な一致を得るためにマップ・ビジュアライゼーションに別の列を追加することを検討してください。たとえば、マップに市区町村、国および大陸のレイヤーを割り当てることができます。また、データの行を除外することもできます。

  1. ホーム・ページで、マップ・ビジュアライゼーションを含むワークブックを選択し、「アクション」をクリックして、「開く」を選択します。
  2. 「ビジュアライゼーション」タブをクリックします。
  3. マップ・ビジュアライゼーションを右クリックし、メニューから「場所の一致」を選択して「場所の一致」ダイアログを表示します。
  4. 現在のビジュアライゼーションのマップ・レイヤーを表しているタブを選択し、データがマップ・レイヤーとどれほど正確に一致しているかを検査します。

    たとえば、「国」タブを選択すると、データが国のマップ・レイヤーとどれほど正確に一致しているかを参照できます。

  5. オプション: 「マップ・レイヤー」をクリックして別のレイヤーを選択するか、「マップ・レイヤーの管理」をクリックして「コンソール」ページを表示します。
  6. データの不一致の確認および解決に列を使用します。
    「一致」を使用して、マップ・レイヤー情報と一致しているデータ・アイテムを表示します。一致は、一致なしや部分一致から100%一致まで様々です。一致は、当初、最も不正確な一致から最も正確な一致まで上から下にソートして表示されます。
    • 一致なし - 赤い警告の三角インジケータが表示されます。
    • 問題のある一致 - 黄色い警告の三角インジケータが表示されます。

      警告は、不適切な一致ではなく、ユースケースを確認できる不完全な一致を示しています。

    • 完全一致 - 警告の三角インジケータは表示されません。
    • 緯度と経度を一致させる場合、一致の値は「有効」または「無効」です。

    表の上のサマリー・セクションには、場所と問題の数が表示されます。

  7. 「一致」列タイトルのフィルタ・アイコンをクリックして、フィルタ・オプションを選択します。
    • 「すべてのデータ」を使用して、すべてのタイプの一致を表示します。
    • 「最適な一致」を使用して、100%の完全一致のみを表示します。
    • 「すべての問題」を使用して、部分一致、複数一致および一致なしを表示します。
    • 「部分一致」を使用して、照合している文字列間の差分率を示します。例: PauloSao Pauloのように文字列の一部が完全に同じ。CaiyroCairoのように語の大部分が完全に同じ。
    • 「複数の一致あり」を使用して、あいまいな用例で存在する一致の数を示します。たとえば、Barcelona, SpainBarcelona Argentinaに一致している場合です。この場合、データを再確認してGEO列に詳細を追加し、正しい列にのみ一致するよう設定できます。
  8. 除外する各データ行の「除外」列をクリックします。
  9. 「除外」メニューをクリックします:
    • 「すべて選択」または「すべて選択解除」をクリックします。
    • 「ワークブック・スコープ」「キャンバス・スコープ」または「ビジュアル・スコープ」のいずれかをクリックします。
  10. オプション: 一致をより具体的にするために、ビジュアライゼーションの「カテゴリ」(場所)エッジに別の列を追加します。たとえば、Barcelona, SpainとBarcelona, Argentinaのような不一致を除くため、国のデータを追加します。
  11. 「場所の一致」ダイアログを表示して残っている不一致のサマリーを確認し、問題なければ「OK」をクリックします(または、必要に応じて前のステップを繰り返します)。