フィルタの制限値の設定について

Oracle Analyticsでは、1つのフィルタに対して行った選択が、キャンバスの他のフィルタに対して選択できる値に影響する可能性があります。影響は、フィルタの位置と「値の限定」設定によって異なります。

ワークブックの「値の限定」設定は、フィルタ・スコープではなくフィルタの位置に基づいて動作します。フィルタの位置は、ワークブックでフィルタが追加された場所で、フィルタ・スコープはフィルタが作用するデータの範囲です。上位の位置にあるフィルタは通常、下位の位置にあるフィルタを制限します。

ワークブック内のフィルタの位置は、上位から下位の順に次のとおりです:
  1. フィルタ・バー
  2. ダッシュボード・フィルタ・ビジュアライゼーション
  3. 個々のビジュアライゼーション(ビジュアライゼーション・フィルタの場合)

フィルタ・スコープの詳細は、フィルタ・スコープを参照してください。

たとえば、3つの異なるフィルタ位置にあるフィルタを使用して、顧客セグメント別売上を示すビジュアライゼーションをフィルタできます。「Product Category」列を使用してフィルタ・バーにフィルタを追加し、「Product Sub Category」列をフィルタ・コントロールとしてキャンバスにダッシュボード・フィルタを追加し、「Product Container」列を使用してビジュアライゼーション自体にビジュアライゼーション・フィルタを追加します。

「Product Category」フィルタで「Furniture」を選択した場合、「Product Sub Category」に対して選択できる値は、「Furniture」製品カテゴリに含まれる製品サブカテゴリのみに制限されます。
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「Product Container」に選択できる値は、「Furniture」製品カテゴリに含まれる値のみに制限されます。

次に、「Product Sub Category」に「Tables」を選択すると、「Product Container」の値は、その製品サブカテゴリに使用されている値のみにさらに制限されます。
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デフォルトのフィルタ動作

同じデータセットまたはサブジェクト領域からのフィルタに対するワークブックのデフォルトの動作は次のとおりです:
  • フィルタに対して選択すると、下位の位置にあるその他のフィルタの値が制限されます。
  • フィルタに対して選択すると、フィルタ・スコープに関係なく、同じ位置にある他のフィルタの値も制限されます。

    フィルタ・バーでは、これは、キャンバス・フィルタの選択によってワークブック・フィルタの値が制限される可能性があることを意味します。ダッシュボード・フィルタでは、あるダッシュボード・フィルタ・コントロールの選択によって、他のダッシュボード・フィルタ・コントロールが制限される可能性があります。ビジュアライゼーションに複数のビジュアライゼーション・フィルタがある場合、1つのビジュアライゼーションの選択によって他のビジュアライゼーション・フィルタが制限されます。

  • ダッシュボード・フィルタ・ビジュアライゼーションにビジュアライゼーション・フィルタを追加すると、そのフィルタによってダッシュボード・フィルタ・コントロールの値が制限されます。

注:

管理者は、「フィルタのデフォルト制限基準」を設定することで、このデフォルトの動作を変更できます。フィルタのデフォルトの「次により値を制限」を参照してください。ワークブック内で制限値の設定を構成する前に、このシステム設定がどのように設定されているかを管理者に問い合せてください。

制限値設定

作成者は、次の設定を構成することで、キャンバスのデフォルトのフィルタ動作を変更できます:

「値の限定」設定の構成は、上位下位N件フィルタではサポートされていません。