Oracle Cloud Infrastructureテナンシへの接続の作成

Oracle Analyticsで、Oracle Cloud Infrastructure (OCI)への接続を作成して、Oracle AnalyticsをOCI関数、OCI Vision、OCI Data ScienceまたはOCI Languageと統合できるようにします。たとえば、OCIにホストされている言語変換関数を登録して、Oracle Analyticsデータ・フローを使用して英語のテキストをスペイン語またはドイツ語に変換できるようにします。

APIキーまたはリソース・プリンシパルを使用してOCIテナンシに接続できます。
  • APIキーを使用すると、BIサービス管理者の権限を持つユーザーとしてOracle Analyticsにログインする必要なしに、OCIに接続できます。ただし、公開APIキーを生成してOCIに登録できるように、接続先のテナンシのOCID詳細が必要です。この方法を使用するには、ステップ1から開始します。
  • リソース・プリンシパルを使用すると、OCI管理者は、Oracle AnalyticsにOCIサービスに対する権限を付与でき、OCIに登録するための公開APIキーを生成する必要がありません。リソース・プリンシパルには管理者権限が必要なため、この方法を使用して接続するには、Oracle AnalyticsにBIサービス管理者の権限でサインインする必要があります。この方法を使用するには、ステップ2から開始します。
  1. OCIコンソールで、OCIテナンシ・プロファイルに移動し、リージョン、テナンシOCIDおよびユーザーOCIDをコピーします。
    • リージョンについては、プロファイルの上部に表示されている地理的リージョンを確認してください。
    • テナンシOCIDについては、「テナンシ」の名前をクリックし、「OCID」をコピーします。
    • ユーザーOCIDについては、「ユーザー設定」をクリックし、「OCID」をコピーします。
  2. Oracle Analyticsのホーム・ページで、「作成」をクリックし、「接続」をクリックします。
  3. 「接続タイプを選択してください」ダイアログで、OCIリソースをクリックします。
  4. 「接続名」には、Oracle Analytics内でこの接続を識別するためのわかりやすい名前を指定します。
  5. APIキーを使用して接続するには:
    • 「接続情報」では、「APIキー」を選択します。
    • 「テナンシOCID」で、ステップ1でコピーしたテナンシOCIDを貼り付けます。
    • 「デフォルト・リージョン」で、OCIテナンシが配置されているリージョンを選択します。
    • 「ユーザーOCID」で、ステップ1でコピーしたユーザーOCIDを貼り付けます。
    • 公開APIキーでは、「生成」「コピー」の順にクリックします。
    • OCIテナンシで、APIキーを「ユーザー設定」の「APIキー」ページに貼り付け、「追加」をクリックします。
  6. リソース・プリンシパルを使用して接続するには:
    • 「接続情報」では、リソース・プリンシパルを選択します。
    • 「デフォルト・リージョン」では、OCIリソースが配置されているリージョンを選択します。
    • 「コンパートメント」では、「選択」をクリックし、接続先のOCIコンパートメントを選択します。
    • 「サービス」では、接続が使用されるOCIサービスを選択します。サービスを選択するには、BIサービス管理者の権限を持つユーザーとしてOracle Analyticsにログインします。
  7. Oracle Analyticsの「接続の作成」ダイアログで、「保存」をクリックします。
    APIキーを使用して接続している場合は、接続を保存する前に数秒待って、次のエラーを回避します: "Failed to save the connection. Invalid connection parameters specified"