画像のようなレポート・ビューアを使用して、ピクセルパーフェクト・レポートを構成できます。
レポート・ビューアには、次のオプションが用意されています。すべてのレポートに対してすべてのオプションを使用できるとはかぎりません。
この画像は、レポート・ビューアのオプションを示しています。
パラメータ値の入力を必要とするレポートでは、レポート・ビューアにパラメータ選択プロンプトが表示されます。プロンプトの表示方法は、レポートの構成によって異なります。
複数のレイアウトが使用可能な場合、それらのレイアウトはレポート・ビューア・ページに個別のタブとして表示されます。様々なレイアウトに異なる出力タイプを指定できます。
レポート・ビューアのメニューから出力オプションを選択できます。
「レポートの表示」リストには、ピクセルパーフェクト・レポートに使用可能な出力のタイプが含まれています。
出力タイプ
出力タイプ | 説明 |
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インタラクティブ | ポップアップ・チャート値の表示、ナビゲーションやフィルタ処理が可能な表、およびレポートに対するその他の相互作用機能を使用できます。この出力は、レイアウト・エディタを使用して設計されたレイアウトにのみ使用できます。 |
HTML | レポートをブラウザに表示するようにHTML (Hypertext Markup Language)ファイルとして生成します。 |
レポートをPDF (Portable Document Format)ファイルとして生成し、Adobe Acrobatリーダーに開きます。この出力タイプは印刷用に最適化されています。 | |
RTF | レポートをRTF (Rich Text Format)ファイルとして生成します。Microsoft WordやOpenOffice.orgなどのワード・プロセッシング・アプリケーションがインストールされている場合は、表示するアプリケーションを開くように求めるプロンプトが表示されます。 |
Word | レポートをMicrosoft Word文書として.docx形式で生成します。 |
Excel (*.xlsx) |
レポートをExcel.xlsx (Excel XML形式)ファイルとして生成します。Excel 2007以降がインストールされている場合は、このオプションによって最適なレイアウトと書式設定で保存されます。 ファイル拡張子xlsxを使用するExcel 2007の出力形式の場合、数値と日付の書式設定はPublisherでは適用しません。Publisherは、書式マスクおよび実際の値(日付または数値)をXLSX出力ファイルに保存します。書式設定はMicrosoft Excelによって処理されます。例:
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MHTML | MHTML (Mime HyperText Markup Language)ファイルを生成します。このオプションでは、Webページとそのリソースを単一のMHTMLファイル(.mht)として保存できるため、すべてのイメージおよびリンクされているファイルが単一のエンティティとして保存されます。このオプションを使用して、HTML出力を送信または保存し、埋め込まれているイメージおよびスタイルシートの書式設定を保持します。 |
PDF/A | PDFファイルを生成します。このタイプには、長期間保存する必要があるレポートをサポートするためにアーカイビング規格があります。PDF/AはPDF規格の専門のサブセットで、自己完結型ドキュメントとして、ファイルの保持を妨げる可能性がある要素が禁止されます。 |
PDF/X | プリプレス用グラフィック変換をサポートするPDFファイルを生成します。PDF/XはPDF規格の専門のサブセットで、高品質な印刷物の出力のためにドキュメントが合理化され、署名、コメント、埋込みのマルチメディアなど、印刷物を供給しないコンテンツが制限されます。 |
Zip形式のPDF |
レポートPDF出力および索引ファイルを格納したZipファイルを生成します。このオプションは、Zip形式のPDF出力を使用できるように設計されたレポートに対してのみ使用可能です。 |
FO形式のXML | XSL-FO情報を使用したXMLファイルを生成します。 |
データ(XML) | XMLデータを生成します。
Safariブラウザのユーザーの場合、XMLはSafariブラウザによってテキストとしてレンダリングされます。データ・エンジンによって生成されたXMLをXMLとして表示するには、データを表示しているフレーム内を右クリックして、「View Frame Source」をクリックします。これは表示のみの問題です。データのエクスポートを選択した場合、データは正しく保存されます。 |
データ(csv) | データをカンマ区切り値形式で生成します。データは単純な<rowset>/<row> 構造になります。 |
「アクション」メニューには、レポートに対して実行できる複数のコマンドおよび操作が用意されています。
「アクション」メニューで使用可能なオプションは、レポートに対するユーザー権限およびプロパティ設定に依存します。
メニュー・オプション | 説明 |
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お気に入りに追加 |
ホーム・ページの「Myお気に入り」リストにレポートを追加します。 |
レポートの編集 |
レポート定義を更新できます。たとえば、新しいレイアウトの追加または作成、レポート・プロパティの更新、デフォルトのパラメータ値の変更などを操作できます。 |
レイアウトの編集 |
表示しているレイアウトを更新できます。レイアウトがBI Publisherの「レイアウト・エディタ」を使用して作成された場合は、ブラウザに「レイアウト・エディタ」が起動します。レイアウトが、RTF、PDF、Excelなどのサポートされている別のテンプレート・タイプに基づいている場合は、テンプレート・ファイルを保存するように求めるプロンプトが表示されます。その後、適切なアプリケーションでレイアウトを開きます。 |
エクスポート |
PDFの出力にはAdobe Acrobat、Excelの出力にはMicrosoft Excelなど、選択した出力タイプのデフォルトのアプリケーションにレポートをエクスポートします。 |
送信 |
電子メール・アドレス、プリンタまたはその他の宛先に即時に配信するように、レポートをスケジュールできます。 「送信」アクションによって、出力、宛先および通知オプションを選択できるレポート・ジョブのスケジュール・ページが起動します。 レポートはインタラクティブ・モードでは送信できません。「レポートの表示」リストから、PDFやHTMLなどの異なる出力タイプを選択して、「送信」をクリックする必要があります。 |
スケジュール |
レポートを実行して配信するジョブを作成します。 |
ジョブ |
このレポートに現在スケジュールされているジョブを表示および管理できます。 |
ジョブ履歴 |
完了したレポート・ジョブおよび実行中のレポート・ジョブを表示できます。 |
履歴から再公開 |
レポート・ビューアに表示する、以前にスケジュールされた完了済のジョブおよび特定の出力を選択できます。 |
レポート・リンクの共有 |
現在表示しているレポートに基づいて、コピーおよび再利用可能なリンクを生成できます。オプションを選択すると、ダイアログにレポートのURLが表示されます。 URLによる表示の対象は、次のように制御できます。
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