データ・フローのシーケンスを使用したデータの処理

シーケンスは、まとめて処理するデータ・フロー、データセット、または他のシーケンスのコレクションです。これらは、複数のデータ・フロー、データセットまたはシーケンスを単一トランザクションとして実行する場合に便利です。

  1. ホーム・ページで、「作成」をクリックし、「シーケンス」を選択します。
  2. 左上のデフォルトのシーケンス名"新規シーケンス"をクリックし、"自分のシーケンス"などのわかりやすい名前に変更します。
  3. 「データ・フロー」「データセット」、および「シーケンス」タブを使用して処理する項目を追加し、選択する項目を表示します。

    • データ・フローを追加するには、「データ・フロー」をクリックし、1つ以上のデータ・フローを「選択項目」ペインにドラッグ・アンド・ドロップします。
    • データセットを追加するには、「データセット」をクリックし、1つ以上のデータセットを「選択項目」ペインにドラッグ・アンド・ドロップします。
    • 他のシーケンスを追加するには、「シーケンス」をクリックし、1つ以上のシーケンスを「選択項目」ペインにドラッグ・アンド・ドロップします。
  4. シーケンス内の項目を並べ替えます。
    • Oracle Analyticsが項目を処理するデフォルトの順序をオーバーライドする場合は、「順序付け済」オプションを選択し、項目をドラッグ・アンド・ドロップして順序を変更します(番号1、2、3など)。

      「順序付け済」オプションが選択解除(デフォルト設定)されている場合、これは自動依存関係検出をトリガーします。Oracle Analyticsは、各シーケンス項目の入力および出力を考慮して実行順序を確認し、必要に応じて項目を並列に実行します。

    • 項目を削除するには、項目にカーソルを合せ、右側にある省略記号縦に並んだ3つの点による省略記号をクリックしてから、「除去」をクリックします。
  5. 「保存」をクリックします。
  6. シーケンスを開始します。
    • シーケンスを即時に開始するには、順序エディタで「実行シーケンス」をクリックします。
    • シーケンスを後で開始するには、ホーム・ページから、「ナビゲータ」「データ」「シーケンス」の順にクリックします。シークエンスを右クリックして、「実行」をクリックします。
    • 特定の日時に実行するようにシーケンスをスケジュールするには、ホーム・ページから、「ナビゲータ」「データ」「シーケンス」の順にクリックします。シーケンスを右クリックし、「新規スケジュール」をクリックしてから「新規」をクリックし、「スケジュール」ダイアログを使用して、日時および反復サイクルを指定します。
  7. シーケンス・プロセスを管理します。
    • 処理されるシーケンスを管理するには、「ホーム」ページから「ナビゲータ」「ジョブ」の順にクリックします。
    • ホーム・ページからスケジュール済シーケンスを管理するには、「ナビゲータ」「ジョブ」「スケジュール」の順にクリックします。

注:

シーケンスは、データ・フローのコピーを処理しません。シーケンスでデータ・フローが処理されると、そのデータ・フローのコピーは無視されます。これが発生すると、シーケンス・ログに更新が表示されます(「検査」パネルの「履歴」タブからアクセスします)。