マップ・ビューのレイヤーは、属性と位置の共通のセットを持つ機能と書式のコレクションです。
たとえば、米国の州を示すレイヤーには、売上別の色分けや、その州のブランドごとの売上を示す円グラフを含めることができます。米国の州のレイヤー以外に、州内の店舗を、各店舗の売上を示すポップアップの注釈付きの点で示すレイヤーを使用できます。
レイヤーは、背景またはテンプレート・マップに表示できます。マップでズーム・インやズーム・アウトを行うと、様々なレイヤーが非表示になったり、表示されたりします。一部のレイヤーはデータと対応しており、マップに表示できます。その他のレイヤー(道路を表示するレイヤーなど)は、データと関連付けられていません。
レイヤーは事前に定義されている場合もカスタムの場合もあります。事前定義レイヤーは、ジオメトリがOracle Databaseの空間表で定義されているレイヤーです。マップ上のデータ表示方法の構成の説明に従って、管理者が事前定義レイヤーを使用可能にします。カスタム点レイヤーは、マップ・ビューの編集時に定義するレイヤーです。
レイヤーのタイプは様々です。多角形レイヤーは、州などの地域を表します。コネチカット、メイン、マサチューセッツ、ニュー・ハンプシャー、ロード・アイランドおよびバーモントで構成される米国のニュー・イングランド・レイヤーがこの例です。
ポイント・レイヤーは、座標系に基づいて、マップに特定のポイントを示します。たとえば、ポイント・レイヤーで、マップに倉庫の場所を示すことができます。このレイヤーでは、倉庫の商品構成のタイプ(電子機器、家庭用品、園芸用品)によって異なるイメージを使用し、倉庫を区別することができます。
経度と緯度の座標を使用して、マップにポイントを配置するカスタム・ポイント・レイヤーを作成できます。たとえば、会社の本社がニューヨーク市にあるとします。会社のアイコンをニューヨーク市の上に表示し、ニューヨーク市を含むマップが表示される場合は常にアイコンが表示されるカスタム・ポイント・レイヤーを作成できます。カスタム・ポイント・レイヤーは常に、他のレイヤーより上に置かれ、ズーム・レベルの影響を受けません。カスタム・ポイント・レイヤーは、現在の分析の現在のマップ・ビューでのみ使用され、同じ分析であっても他のマップ・ビューで使用されません。
レイヤーをマップに表示するかどうかは選択できますが、事前定義レイヤーは変更できません。色付きの地域、バブル、ポイント、折れ線、棒グラフや円グラフなどの、レイヤーに適用する書式を作成することもできます。すべての書式がすべてのレイヤー・タイプに使用できるわけではありません。たとえば、ポイント・レイヤーには「色の塗りつぶし」フォーマットを適用できません。