テーマでは、色スキーム、フォント・サイズ、フォント・タイプ、ページ背景など、サイトの一般的なルック・アンド・フィール(全体スタイル)を定義します。テーマは、サイト内のページ間に視覚的な統一感を与えます。デザインを調整し、コンテンツを追加して、スタイル、ブランドおよびビジョンを売り込むサイトを作成します。
テーマの内容は次のとおりです。
ページ・レイアウト
カスケード・スタイル・シート(CSS)
スタイル・シートのバリエーション
構成ファイル
サイト・ナビゲーションを定義するバックグラウンド・コード
Webサイトごとに1つのテーマを使用します。テンプレートからサイトを作成すると、テーマがテンプレートから継承されます。サイトのテーマはいつでも変更できます。
Oracle Content Managementには、使用開始時に使用できるテーマを含む多数のテンプレートが用意されています。新しいテーマを作成するには、既存のテーマをコピーします。テーマ・ファイルをダウンロードおよび変更したり、デスクトップ・アプリケーションを使用してローカル・システムで行った変更を同期したりできます。テーマを作成する他の方法の詳細は、「テーマの開発」を参照してください。
開発者は、コンポーネントのある一部を使用するテーマも作成できます。このようなテーマのいずれかを使用してサイトを作成する場合、そのテーマで使用可能なコンポーネントのみが表示されます。そのため、選択したテーマでコンポーネントが有効であるかどうかを心配する必要はありません。シード・コンポーネントも引き続きテーマ・コンポーネントと一緒に使用できます。
サイトで新規の非公開テーマを使用している場合、サイトを初めてオンラインにした際に、テーマはサイトとともに自動的に公開されます。テーマに変更を加え、オンライン・サイトを更新して変更を表示する場合は、テーマを明示的に公開する必要があります。テーマを明示的に公開できるのは、テーマ所有者またはマネージャ権限を持つユーザーのみです。
注:
テーマへの変更を公開すると、テーマを使用するすべてのオンライン・サイトに変更が反映されます。たとえば、テーマのデフォルト・フォントを変更してテーマを公開すると、そのテーマを使用するすべてのサイトで新しいデフォルト・フォントが使用されます。