Oracle Content Managementではカスタム・コンポーネントのかわりにプロパティを格納するため、これらのプロパティへの変更は、自動的にページの「元に戻す」および「繰返し」動作の一部になります。
ユーザーが「元に戻す」または「繰返し」をクリックしたときに起きること明確にするために、これらの「元に戻すイベント」は、ユーザーがページに対して何かを実際に実行したときにのみ発生する必要があります。たとえば、カスタム・コンポーネントの「設定」パネルを開いても、ユーザーが実際にプロパティに変更を加えるまで、ページ内のプロパティは更新されません。「設定」パネルでプロパティを初期化しただけでは、更新イベントは起動しません。
注意しないでこの動作を実行すると、予期しない動作が発生する可能性があります。ページは実行されたままになりますが、ユーザー・エクスペリエンスが低下します。たとえば、次の動作が発生する可能性があります。
「設定」パネルを開いただけで、「保存」ボタンがアクティブになります。
効果が表示されるまで、ユーザーが「元に戻す」を複数回クリックする必要があります。
コンポーネントで予期しない変更が書き込まれ、「繰返し」スタックが新しい値で更新されるため、「繰返し」スタックが削除されます。
「設定」パネルのチュートリアルで提供されたサンプル・コードは、初期化時ではなく、実際にsaveDataをコールする準備ができた場合にのみ書き込むようにする方法の例を示しています。通常、あまり注意する必要はありませんが、ユーザー操作が含まれていない場合、customSettingsDataを更新しないようにコンポーネント内で同様に注意する必要があります。
「ステップ16: アセットの管理」に進みます。