テーマのコンポーネントの位置合せ、幅または間隔オプションの非表示

デフォルトでは、ほとんどのコンポーネントではサイトの構築者がコンポーネントの設定ダイアログで位置合せ、幅および間隔のオプションを指定できます。ただし、開発者は、カスタム・コンポーネントでこれらのオプションを非表示にして、サイト・テーマの一貫性がなくなるような方法でコントリビュータがコンテンツをレンダリングするのを防ぐことが必要な場合があります。たとえば、ボタンを中央揃えにし、間隔を30ピクセルに設定した一貫性のあるルック・アンド・フィールを促進する場合は、オプションを非表示にして、テーマのcomponents.jsonファイルを編集することで設定のテーマを変更するオプションを非表示にできます。

カスタム・コンポーネントの初期デフォルト値をオーバーライドしたい場合もありますが、これはcomponents.jsonファイルを編集することで実行できます。初期値に対する変更は、編集されたcomponents.jsonファイルが新規バージョンとしてアップロードされた後でページに追加されたコンポーネントにのみ適用されます。

テーマのコンポーネントの位置合せ、幅または間隔の設定オプションを非表示にするには:

  1. Oracle Content Managementで、左側のナビゲーション・メニューで「開発者」をクリックします。
  2. 「開発者」ページで、「すべてのテーマの表示」をクリックします。
  3. 「テーマ」ページで、変更するテーマを選択して、右クリック・メニューの「開く」をクリックするか、アクション・バーの「開く」アイコンをクリックします。
  4. components.jsonファイルを選択して、「ダウンロード」をクリックします。
  5. components.jsonファイルをテキスト・エディタで開きます。
  6. コンポーネント・タイプとIDを指定するオブジェクトを追加し、非表示にするプロパティをtrueに設定します。
    たとえば、設定ダイアログのボタン・コンポーネントの位置合せ、幅および間隔のプロパティを非表示にするエントリを次に示します:
    "type":"scs-button",
    "id":"scs-button",
    "hideAlignmentAndWidth": true,
    "hideSpacing": true,
    ボタン・コンポーネントのデフォルトの位置合せおよび間隔プロパティをオーバーライドする場合、初期値の指定方法の例を次に示します:
    "initialData": {
        "alignment": "center",
        "marginTop": 30,
        "marginBottom": 30

    デフォルト値を指定し、テーマで使用されるボタン・コンポーネントの設定ダイアログで位置合せ、幅および間隔オプションを非表示するcomponents.jsonファイルへの完全な入力は次のようになります:

    [
        {
            "name": "",
            "list": [
                {
                    "type": "scs-button",
                    "id": "scs-button",
                    "hideAlignmentAndWidth": true,
                    "hideSpacing": true,
                    "initialData": {
                        "alignment": "center",
                        "marginTop": 30,
                        "marginBottom": 30
                    }
                }
            ]
        },
        {
            "name": "Starter",
            "list": [
                {
                    "type": "component",
                    "id": "StarterComponent",
                    "themed": true
                },
                {
                    "type": "component",
                    "id": "StarterFooter",
                    "themed": true
                }
            ]
        }
    ]
  7. 必要な変更を行ったら、components.jsonファイルを新しいバージョンとしてテーマにアップロードします。