翻訳コネクタの作成

言語サービス・プロバイダ(LSP)はサイトの翻訳に役立ちます。LSPへの翻訳コネクタを使用すると、翻訳ジョブを送信および取得できます。

翻訳ジョブを送信する前に、翻訳コネクタを作成する必要があります。LSPなしでサイトを翻訳するには、モック翻訳コネクタを作成して実行できます。cec create-translation-connectorコマンドを使用して翻訳コネクタを作成し、cec start-translation-connectorコマンドを使用してこれを起動します。

cec create-translation-connector connector1
 - translation connector connector1 created at <sites-toolkit folder>/cec-components/src/main/connectors/connector1
 - install connector
. . .
Start the connector: cec start-translation-connector connector1 [-p <port>]
cec start-translation-connector connector1 -p 7777
NodeJS running. . .:
Site page: http://localhost:7777

OCEツールキットを使用し、必要なAPIでこれを実行して翻訳コネクタをテストします。

  1. OCEツールキットでコネクタを登録します。

    >cec register-translation-connector
  2. ツールキットを開いて、翻訳の接続ページに移動します。

    >http://localhost:8085/public/translationconnections.html
  3. 翻訳コネクタの検証ページでステップを実行します。これらのステップはコネクタ環境で/dataフォルダにあるtranslationBundle.zipファイルを使用して、コネクタを検証します。

翻訳コネクタのSDKを使用すると、Oracle Content Managementの翻訳コネクタを開発できます。このSDKは、翻訳コネクタAPIのサンプルNodeJS実装です。サンプルではOracle Content Management翻訳ジョブのzipファイルを受け入れ、ファイル内のすべてのリソースを翻訳し、すべての翻訳を含む新しいzipファイルを返します。

SDKでは、ユーザーがLSPへのアクセス権を持ち、実際の文字列の翻訳を実行できる必要があります。モックLSPサーバーはSDKに含まれており、対象となるロケールを文字列の先頭に付加することでLSPからのレスポンスを模倣します。

翻訳コネクタSDKは3つの主なモジュールから構成されます。

  • コネクタ: 必要なOracle Content Management翻訳コネクタAPIを実装している翻訳コネクタ。

  • ジョブ・マネージャ: 言語サービス・プロバイダで翻訳されるときに、コネクタ・ジョブの状態を維持するファイル・システムベースのサンプル・ジョブ・マネージャ。

  • プロバイダ: 翻訳のドキュメントを送信し、翻訳したドキュメントを取得するためにLSPで必要な特定のセットのAPIの実装。

モック翻訳プロバイダJSをコピーして、その内部にすべてのメソッドを実装できます。