インライン・フレーム内にレンダリングされるコンポーネントは、外部サーバー(リモート・コンポーネントと呼ばれる)のコンポーネントを登録および追加することによってOracle Content Managementページで指定することも、ローカル・コンポーネントの作成時にインライン・フレーム・オプションを選択することによって指定することもできます。このタイプのコンポーネントは、ソーシャル・コンポーネントやカート精算コンポーネントの追加など、サイトのために機能を拡張できます。
リモート・コンポーネントの場合は、エンドポイントURLを指定する必要があります。インライン・フレームでレンダリングされるローカル・コンポーネントの場合、URLは、コンポーネント・カタログ内のコンポーネントの名前から導出されます。
エンドポイントURL: ウィジェットのコンテンツは、このURLからフェッチされ、インライン・フレーム内に埋め込まれます。
設定URL: このURLは、コンポーネントがページ上にドロップされた後にそれを構成するために、インライン・フレームでレンダリングされます。
コンポーネントでは、静的または動的なデータ視覚化をレンダリングし、サイトの機能を拡張するフォームまたはその他の対話型ユーザー・インタフェースを表示できます。コンポーネント設定のレンダリングを参照してください。
Oracle Content Managementによって提供されるコンポーネント
インライン・フレーム内にレンダリングされる一連のコンポーネントは、Oracle Content Managementで提供されます。
名前 | タイプ | ID |
---|---|---|
フォルダ・リスト |
scs-app |
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ファイル・リスト |
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コンポーネント登録
インライン・フレームでレンダリングされるリモート・コンポーネントをサイトで使用できるようにするには、HTTPSを使用してエンドポイントURLを登録する必要があります。この情報は、コンポーネント・カタログに格納されます。エンドポイントでは、URLをインライン・フレームで表示できるようにする必要があります。ヘッダーでX-Frame-Options="sameorigin"
を設定しないでください。ローカル・コンポーネントの場合、ファイルはOracle Content Managementサーバーに格納されているため、このエンドポイント基準が自動的に満たされます。
インライン・フレームでレンダリングされるコンポーネントが登録されると、そのコンポーネントを表す新しいGUIDが生成されます。このようなコンポーネントがOracle Content Managementインスタンスに複数回登録されている場合、複数のGUIDが取得されますが、これは、これらがそのコンポーネントの各登録を表すからです。コンポーネントが登録されると、GUIDに対してOracle Content Managementに格納されているすべての説明が表示されます。コンポーネントは依然としてそのリモート・エンドポイントから実行されます。リモート・コンポーネントの登録を参照してください。
インライン・フレームでレンダリングされたコンポーネントが登録されると、インスタンスIDも生成されます。このインスタンスIDは、特定のOracle Content Managementテナントに登録されているコンポーネントを表します。同じOracle Content Managementテナント内に複数回登録されているか、異なるOracle Content Managementテナントに登録されている同じコンポーネントは、異なるインスタンスIDを持ちます。
リモート・コンポーネント設定の永続性
インライン・フレームでレンダリングされるコンポーネントのための設定URLは、「設定」パネル・ダイアログでレンダリングされ、インスタンスIDとコンポーネントIDが両方とも提供されます。これにより、コンポーネントが、インスタンスIDとコンポーネントIDで索引付けされ、その固有サーバー内の設定自体を永続化するよう選択できるようになります。また、Oracle Content ManagementのサイトSDKを使用すると、サイト・ページのページ・モデルにコンポーネントIDに対して最大1.5KBのJSONデータを保存できます。
コンポーネントは、ページ・バージョン、ページ更新およびサイト公開モデルに簡単に参加できます。
コンポーネントは、バックエンド・システムで実行するのとは対照的にブラウザで実行されるHTMLエンドポイントで構成できます。
Oracle Content Management SDKを参照してください。