アセットの公開

アセットを公開して、サイトまたは他のチャネルで使用するためにこれらを使用できるようにします。すぐにアセットを公開したり、後で公開するようにスケジュールできます。

注:

ビジネス・リポジトリでアセットを公開することはできません。

アセットを公開するには:

  1. 「アセット」ページで、公開するアセットを右クリックするか選択します。
  2. 右クリック・メニューまたは「公開」メニューから「今すぐ公開」または「後で公開」を選択します。アセットを公開するようにすでにスケジュールされている場合、「今すぐ公開」オプションは表示されません。
  3. 「後で公開」を選択した場合、公開カレンダで容易に見つけられるように公開ジョブの名前を入力し、公開する日時を選択します。
  4. アセットをロックした場合は、「公開後、自動的にロックされたアセットをロック解除」を選択すると、アセットのロックを自動的に解除できます。公開後にアセットのロックを解除したくない場合は、必ずこのオプションの選択を解除してください。
  5. 必要に応じて、公開チャネルを選択します。アセットは、特定のチャネルに前もってターゲット指定できるため、そのチャネルを使用して簡単に公開したり、アセットに使用する代替チャネルを選択できます。

    異なるチャネルを選択する必要がある場合、「選択済」をクリックし、1つ以上のチャネルを選択します。

  6. 「検証」をクリックします。

    Oracle Content Managementは、アセットをチャネルの承認およびローカリゼーション・ポリシーと比較します。検証結果には、選択したアセットのステータス、関連する翻訳、および依存アセットがリストされ、チャネルに対して設定されている承認およびローカリゼーション・ポリシーにアセットが準拠しているかどうかが表示されます。結果は、チャネルまたはステータスによりフィルタできます。

    別のバージョンのアセットの公開がすでにスケジュールされている場合、前にスケジュールした公開より後の日付で公開をスケジュールする必要があります。そうしないと、エラーが発生します。

  7. 公開からアセットを削除するには、アセットの横にある「X」をクリックします。
  8. すべてのアセットに「準備完了」のステータスが表示されると、「公開」(すぐに公開することを選択した場合)または「スケジュール」(後で公開することを選択した場合)をクリックします。

アセットを後で公開するようにスケジュールした場合、アセットのバージョンは公開用に予約され、必要に応じて新しいバージョンで作業できるようになります。公開ジョブ・ページで公開ジョブのカレンダを表示できます。

公開イベント・ログページですべての公開ジョブの履歴を表示できます。

公開のヒント

次に、アセットを公開する際の留意事項について示します。

  • 一部のチャネルでは、アセットを公開する前に承認が必要です。
  • コンテンツ・アイテムを公開する際に、それが翻訳済の場合、公開するバージョンは、翻訳済として設定してから公開する必要があります。翻訳バージョンを選択して、「翻訳済として設定」をクリックし、そのバージョンが承認されていることを示します。
  • 公開するアセットを複数選択すると、アセットのターゲット対象となるすべてのチャネルが表示されます。たとえば、チャネルAに公開用にターゲット指定されている2つのアセットと、チャネルBにターゲット指定されている1つのアセットがある場合、「チャネル」リストには「チャネルA (2)」および「チャネルB (1)」と表示され、各チャネルにターゲット指定されているアセットの数が示されます。
  • アセットは、それらの公開先であるチャネルのポリシーに対して検証されるまで、公開できません。検証後に、ポリシーに準拠しているアセットと準拠していないアセットを示した結果を確認できます。
  • アセットが公開されると、新しいバージョンが作成され、小数点の左の番号が増加します。たとえば、バージョン1.2を公開すると、公開されたバージョンはバージョン2になります。
  • 公開をスケジュールしている場合、スケジュール時間と公開時間の間に作成された新しいバージョンの番号は再番号付けされます。たとえば、バージョン1.2の公開をスケジュールし、バージョン1.3および1.4を作成した場合、公開したバージョンはバージョン2になり、バージョン1.3はバージョン2.1になり、バージョン1.4はバージョン2.2になります。

デジタル・アセットまたはコンテンツ・アイテムを追加するには、「アセットおよびコンテンツ・アイテムの操作」を参照してください