ユーザー・ロール

Oracle Content Managementでの表示内容と実行可能な操作は、リソースの共有方法とユーザーに割り当てられているロールによって決まります。ロールは、サービス管理者(Oracle Content Managementサービスのすべての機能を管理するユーザー)によって割り当てられます。

組織ロールは、ユーザーが組織内で実行する必要があるタスクを決定します。ユーザー・ロールは、ユーザーがサービスを使用するときに表示される機能を制御します。リソース・ロールまたは権限は、ユーザーがコンテンツ・アイテムやファイルなどに対してできる操作を制御します。

一般的な組織ロールの一部を次に示します。

  • 匿名ユーザー: 公開Webサイトやその他のデジタル・エクスペリエンスを利用するユーザー。このユーザーはドキュメントをダウンロードしたり、デジタル・チャネルで買い物をしたりできます。
  • ビジター: 会社について知るためにWebサイト、モバイル・サイトまたは他のデジタル・エクスペリエンスを利用するユーザー。ビジターは、特定のセキュアなサイトを操作したり、買い物をしたりすることができます。
  • 従業員: ドキュメントを同僚と共有したり、共有されたドキュメントを見たりするユーザー。会話を通じてコラボレーションしたり、事前定義済テンプレートに基づいてチーム・サイトまたはパートナ・サイトを作成したりすることもできます。
  • コンテンツ・コントリビュータ: チャネルに公開される記事を書くユーザー。
  • 管理者: リポジトリ管理者は、デジタル・アセットの格納に使用されるリポジトリを作成して管理します。サイト管理者は、サイト(エンタープライズ・サイトまたは標準サイト)を作成して管理します。コンテンツ管理者は、送信されたコンテンツをレビューし、コンテンツを翻訳ベンダーに送信します。
  • 開発者: 開発者は、Webサイトで使用されるツール(テンプレート、テーマ、スタイル・シートなど)を作成し、保守します。このようなタスクの詳細は、Developing with Oracle Content Management As a Headless CMSを参照してください。

ユーザー・ロールには次のものがあります。

  • 管理者(クラウド・アカウント管理者アイデンティティ・ドメイン管理者サイト管理者コンテンツ管理者リポジトリ管理者ストレージ管理者権限付与管理者など)。
  • 開発者(エンタープライズ開発者標準開発者など)。
  • ユーザー(標準ユーザーエンタープライズ・ユーザー統合ユーザーなど)。
  • ビジター

リソース・ロールには次のものがあります。

  • 参照者: コンテンツを表示できるが、編集やダウンロードすることはできないユーザー。
  • ダウンロード実行者: 関連するリソースをダウンロードして自分のコンピュータに保存できるユーザー。
  • コントリビュータ: リソースを表示、ダウンロードおよび編集することができるユーザー。
  • マネージャ: リソースを全面的に管理するユーザー。

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