複数のOracle Content Managementインスタンスを個別環境で作成するには、これらの追加のOracle Content Managementインスタンスを作成する前にセカンダリIDCSドメインを作成する必要があります。
複数のOracle Content Managementインスタンスを個別環境で作成し、様々なアイデンティティおよびセキュリティ要件に対応することが必要な場合もあります(たとえば、開発用に1つの環境、本番用に1つの環境など)。これを実現するには、IDCSの複数のインスタンスを作成します。個別のIDCS環境を使用することにより、1つの環境内で作業するユーザーが、別の環境内のユーザーの作業に影響することがなくなります。また、複数のインスタンスを使用すると、各環境の管理制御を分離した状態で保持できます。これが必要なのは、たとえば、セキュリティ標準により、開発ユーザーIDが本番環境内に存在することが禁止されている場合や、異なる管理者が異なる環境を管理する必要がある場合などです。複数のインスタンスを使用する場合、Oracle Cloudアカウントに付属しているプライマリ・インスタンスおよび1つ以上のセカンダリ(追加)インスタンスが提供されます。
セカンダリIDCSドメインでOracle Content Managementインスタンスを作成するには、Oracle Content Managementインスタンスを作成する前に次の準備手順を実行します:
Infrastructureコンソールを使用している場合、次の手順を実行し、Infrastructure Classicコンソールにアクセスします。
https://myservices-mytenenancyname.console.oraclecloud.com/mycloud/cloudportal/dashboard
この場合、mytenenancyname
は、前の手順でノートにとった名前です。
idcs-xxxxxxxxxxxx
)をノートにとります。別のリージョンでインスタンスを作成したりプライベート・インスタンスを作成したりしない場合、インスタンスの作成にスキップできます。
重要:
セカンダリIDCSドメインにインスタンスを作成するには、プライマリOCIコンソールにプライマリIDCS管理者としてサインインする必要があります。次に、インスタンスの作成時に、詳細オプションを使用してセカンダリIDCSドメイン名とIDを入力します。