ビューポイントについて

ビューポイントは操作するノードのサブセットを提供します。たとえば、財務アプリケーションとPlanning and Budgeting Cloudアプリケーションなどの複数のアプリケーションにわたるメンテナンスが必要な複数のコスト・センターをビューポイントで表すことができます。

データの変更はすべてビューポイント内で行われます。ノードをリストまたは階層形式で表示するようビューポイントを構成できます。

各ビューポイントは単独のノード・セットをソースとして使用し、業務要件に応じて1つ以上のノード・タイプを使用して構成できます。ビューポイントは業務目的を特定のプロパティおよび検証に基づいてノード・セットに追加します。

ビュー内のビューポイントを示すFinancial Cloudの図。

この例では、複数のビューポイントが1つのセグメントの値セットを表しています。各ビューポイントがノード・セットおよびノード・タイプを参照します。階層で表示する必要があるノードの場合は、階層セットも参照されます。

  • 会社ビューポイントと会社間ビューポイントは同じ階層セット(会社)を共有するため、会社ノード・セットと会社間ノード・セットの両方で親子関係が一致します。会社と会社間の両方の階層で親が同じ子を持つようになるため、レポートを確実に照合できます。
  • 勘定科目、貸借対照表および損益計算書階層は同じ階層セット(勘定科目)を共有しています。1つのセットの勘定科目階層で変更を行うと、対応する他の階層にも適用されます。
  • 勘定科目V2のような独立した階層セットを作成すると、計画目的の階層を独立させ、勘定科目階層セットにマッピングされるノード・セットに対する本番での変更を分離できます。代替階層を使用すると、勘定科目階層セットのグローバル関係の仮定を緩やかにでき、次の財務計画期間向けに個別の構造を作成できます。
  • 事業部門値セットは階層に関連付けなくてもリストまたは値セットとして独立して管理できます。