リストおよび文字列リスト

リスト・データ型には一連の文字列が含まれます。文字列リスト・オブジェクトを使用すると、toStringListメソッドを使用してノード・リストを文字列のリストに変換するか、Splitメソッドを使用して文字列を文字列リストに分割することで、リスト・データ型プロパティから返される値のリストを選択できます。

リスト・データ型プロパティまたは文字列リスト・オブジェクトを追加した後、次のメソッドを追加できます。メソッドを追加した後、ブール値に評価されるそのメソッドの条件を指定する必要があります。

メソッド	説明	パラメータ	例
`Any`	文字列リストのいずれかの文字列が指定した条件と一致する場合はTrueを返します	文字列リスト・オブジェクトを評価する条件	`node.properties.PLN.UDA (Account).any.stringItem.matches("UDA"))`は、文字列リストのいずれかの文字列がUDAと一致する場合にTrueを返します。
`Count`	指定した条件と一致するリストの文字列数を返します	文字列リスト・オブジェクトを評価する条件	`node.properties.PLN.UDA (Account).count.stringItem.greaterThan("ABC"))`は、値がABCより大きい文字列リストの文字列数を返します。
`Find`	指定した条件と一致する文字列リストの最初の文字列を返します	文字列リスト・オブジェクトを評価する条件	`node.properties.PLN.UDA (Account).find.stringItem.equals("Expense"))`は、名前がExpenseと等しい選択されたノードの文字列リストで、最初の文字列を返します。
`Get`	指定されたインデックスの文字列リストの文字列を返します	文字列を返すインデックスノート: 正のインデックス番号(またはゼロ)は、最初のインデックスから最後に向かって数え、最初のインデックスはゼロです。負のインデックス番号は、最後から最初に向かって数えます。	`node.properties.PLN.UDA (Account).get(0)`は、PLN.UDA (Account)文字列リストの最初の文字列を返します。
`IndexOf`	文字列リスト内の指定された文字列の位置を返します。ノート: 指定された文字列が見つからない場合は`-1`を返します。	位置を返す指定の文字列。	`node.ancestors[name].toStringList.indexOf(Texas)`は、ノードの祖先名の文字列リストに指定されている文字列Texasの開始位置を返します。
`Intersect`	指定された両方のリストに存在する共通の値を返します。	共通の値を最初の文字列リストと比較している2番目の文字列リスト。	`node.ancestors[name].toStringList.intersect(node.properties.UDA)`は、ノードの祖先名のリストとnode.properties.UDA文字列リストの両方に存在する共通の値を返します。
`IsEmpty`	プロパティにnull値または空の文字列が含まれている場合は`True`を返します。	なし	`node.properties.PLN.UDA (Account).IsEmpty`は、PLN.UDA (Account)文字列リストの値がnullまたは空の場合にTrueを返します。
`isNull`	プロパティにnull値が含まれている場合は`True`を返します。ノート: `isNull`メソッドは、リスト・データ型のプロパティにのみ使用できます。`toStringList`または`Split`メソッドからの文字列リストには、`isNull`を使用できません。	なし	`node.properties.PLN.UDA (Account).isNull`は、PLN.UDA (Account)文字列リストの値がnullの場合にTrueを返します。
`Join`	指定された区切り文字を使用して、リストの文字列値を区切り文字列に連結します	各文字列を区切る区切り文字	`return.node.properties.PLN.UDA (Account).join("\|")`は、PLN.UDA (Account)文字列リストのすべての文字列を連結して"\|"で区切った文字列を返します。
`Reverse`	文字列リストの値を逆の順序で返します。	なし	`node.ancestors[name].toStringList.reverse`は、ノードの祖先名のリストを逆の順序で返します。
`Size`	文字列リストの文字列数を返しますノート: `Size`メソッドは、述語条件を必要としないという点で、`Count`とは異なります。	なし	`return.node.properties.PLN.UDA (Account).size`は、PLN.UDA (Account)文字列リストの文字列数を文字列値として返します。