権限ファイル形式

このトピックでは、権限およびデータ・アクセスのロードに使用されるMicrosoft Excelスプレッドシートの形式について説明します。

権限ファイルは、「権限」という名前のシートが含まれたExcelファイルである必要があります。

Note:

ファイルに他のシートを含むことができます。たとえば、権限をダウンロードすると、ファイルにはサマリー情報が記載された「サマリー」という名前のシートが含まれています。このサマリー・シートは情報提供用であり、アップロードには不要です。

権限シート形式

考慮事項

  • ヘッダー列は次に示す順序である必要があります。ノード・タイプ・プロパティ列はどの順序にもできます。
  • ヘッダー列のいずれかの情報が無効である場合、レコードがスキップされます。
  • ファイル内のノード・タイプに有効でないプロパティは無視されますが、レコードは処理されます。
  • ファイル内で同じユーザーまたはグループに複数のレコードがある場合、ファイル内の最初のレコードが処理されます。後続のレコードはスキップされ、スキップ済ステータスおよび対応するメッセージでマークされます。

ヘッダー列

  • アクセス・タイプ: 「ユーザー」または「グループ」を選択します
  • 名前: 権限が作成されるユーザーまたはグループの名前を入力します。
  • 権限: 有効な権限を選択します。ノード・タイプの場合、これは「参加者」です。
  • 許可されたアクション: 「なし」「すべて」または「指定済」を選択します
  • 指定したアクション: 「許可されたアクション」で「指定済」を選択した場合、カンマで区切られたアクションのリストを入力します(例: 追加, 削除)。
  • プロパティ・アクセス: 「すべて編集」「すべて表示」または「指定済」を選択します

ノード・タイプ・プロパティ列

プロパティ・アクセスで「指定済」を選択した場合、完全修飾(Namespace.Property)ノード・タイプ・プロパティを列ごとに1つ入力し、各プロパティに次の値のいずれかを入力します: 「表示」「編集」または「非表示」

Note:

Core.Nameプロパティに「非表示」は指定できません。

ステータス列

  • ステータス: 権限のアップロード後に権限のステータス(「成功」または「スキップ済」)を表示するシステムで予約された列です。
  • メッセージ: スキップされた権限についての情報メッセージを表示するシステムで予約された列です。

次の例は、「権限」シートの正しい形式を示しています。


前述の権限を示すExcelシート