変数の操作

変数を使用すると、ビジネス・ロジックを名前付きの値として式内に格納できます。

変数を使用すると、様々な方法で式を拡張できます:

  • 長い式の項を保管してすぐに再利用できるようにして、式の開発を簡略化します。
  • 短い変数名を使用して式ロジックの大きいブロックを表して、式の可読性を高めます。
  • 変数値を設定するときにノード・データを1回取得して、式の他の部分でキャッシュされた変数値にアクセスできるようにすることで、計算のパフォーマンスを改善できます。このことは、1つの式で大きいノード・コレクションを複数回評価する場合に特に効果的です。

Oracle Fusion Cloud Enterprise Data Managementでは、2つのタイプの変数を使用できます:

  • グローバル変数は式の最上位レベルで定義され、式内の任意の場所で使用できます。
  • ローカル変数は特定のIF文内で定義され、その特定の文でのみ使用できます。これらは、式内の条件ロジックに役立つことがあります。

プロパティ値の派生、カスタム検証の作成、抽出フィルタの作成など、任意の式コンテキストで変数を使用できます。

変数の定義

式ビルダー内での場所によって、定義する変数のタイプが決まります。式の最上位レベルの場合、変数はグローバル変数として定義され、式内の任意の場所で使用できます。IF文内の場合、変数はローカル変数として定義され、そのIF文でのみ使用できます。変数を定義する手順は、2つのタイプ間で同じです。

  1. 次のいずれかのアクションを実行します。
    • パレットの「文」セクションで、「式の定義」をエディタにドラッグします。
    • 「文の挿入」 「文の挿入」アイコンをクリックし、「変数の定義」を選択します。
  2. 「変数の定義」ダイアログ・ボックスで:
    • 変数の名前を入力します。
    • 変数のデータ型を選択します。変数では、次のデータ型がサポートされています:
      • ブール
      • 日付
      • 浮動小数点
      • 整数
      • ノード
      • 文字列
      • 文字列リスト
      • タイムスタンプ
    • 「OK」をクリックします。

    変数が作成され、パレットの「変数」セクションに表示されます。

    Note:

    「変数」セクションには、すべてのグローバル変数およびローカル変数がリストされます。ローカル変数は、それらが定義された文にのみドラッグできます。

式での変数の使用

変数を定義したら、式の文またはメソッドで使用できます。

  • パレットの「変数」セクションから、変数を文(IFやRETURNなど)の中の式の項またはメソッドにドラッグします。
  • 文またはメソッドから、「式の項の選択」 式の項の選択をクリックし、「変数」メニューを使用して、挿入する変数を選択します。

グローバル変数は、式内の任意の場所で選択できます。ローカル変数は、それらが定義されたIF文のコンテキストでのみ選択できます。どちらのタイプの変数についても、エディタで変数を定義した後にのみ使用できます。

変数への値の割当て

式内の変数に値を割り当てることができます。たとえば、ノードの「説明」プロパティを取得するグローバル変数varDescを定義できます。次に、IF文で、ノードの国が米国である場合は変数に割り当てられる値がノードの説明 - USプロパティであるというロジックを追加できます。

変数に値を割り当てるには:

  1. 値を割り当てる変数を挿入します。
  2. 「文の挿入」 「文の挿入」アイコンをクリックし、「変数の割当」を選択します。
  3. 値を割り当てる変数を選択し、式メニューまたはドット・メニューを使用して、必要に応じて変数の値を変更します。変数値には、リテラル値、別の式または別の変数を割り当てることができます。

変数の名前変更および除去

  • 変数の名前を変更するには、「文のアクション」 「文のアクション」アイコンをクリックし、「名前変更」を選択して新しい名前を入力します。
  • 変数を除去するには、「文のアクション」 「文のアクション」アイコンをクリックし、「除去」を選択します。