監査の概要

監査機能を使用して、ユーザーが実行したタスクを表示します。監査タイプ(データまたはセル詳細のクリアなど)、日付範囲(昨日または過去60日間など)およびユーザー名で、監査タスクをフィルタできます。

監査トラッキングを有効化し、監査情報を表示およびエクスポートするには、サービス管理者である必要があります。

次のタイプのユーザー・アクティビティを、タスク監査でログに保存できます。

表-3 監査可能なタスク

監査タイプ 追跡される変更

ディメンション管理

  • ディメンション階層: メンバーまたはディメンションの追加。プロパティの移動、削除および変更。メンバーおよびディメンションの名前変更

  • パフォーマンス設定: ディメンションの密または疎の再設定、ディメンションの順序の変更

別名表の管理

別名表への変更: 登録、コピー、名前変更、削除およびクリア

データ

  • セル値

  • サポート詳細

  • 勘定科目注釈

  • セル・レベル・ドキュメント

注:

監査ログに変更が取得されるのは、データ・フォーム内でデータ変更が発生した場合のみです。ビジネス・ルール計算、データ・マップ、Oracle Essbaseへの直接のデータ・ロードなどの操作の一環で発生した変更は、監査ログに取得されません。

ビジネス・ルールの起動

計算スクリプトおよびビジネス・ルールによる更新(実行時プロンプトを含む)

フォームの定義

フォーム: フォームの作成、移動、削除(監査レコードには、設計の変更方法は記録されません。)

フォーム・フォルダの管理

フォルダ: 作成済、移動済および削除済

セキュリティ

ディメンションのメンバー、フォーム、フォーム・フォルダ、ビジネス・ルールおよびタスク・リストに対するアクセス権限

ユーザーの管理

追加、変更および削除済のユーザー

グループの管理

追加、変更および削除済のグループ、追加および除去済のユーザー

データのコピー

サポート詳細、セル・テキスト、セルの添付、詳細のないデータなどを含む静的ディメンション、ソース・ディメンション、宛先ディメンションにおけるユーザーの選択

セル詳細のクリア

サポート詳細、コメント、および添付のクリアにおけるユーザーの選択

変数

変数(代替変数およびユーザー変数): 追加、変更および削除済

EPCMモデル

モデルに対する次の変更:

  • 追加、削除およびコピーのアクション: 「名前」および「説明」のフィールドのみが監査の対象です。

  • 変更アクション: 対応するページ内のすべてのフィールドが監査対象です。

EPCMルール・セット

ルール・セットに対する次の変更:

  • 追加、削除およびコピーのアクション: 「名前」および「説明」のフィールドのみが監査の対象です。

  • 変更アクション: 対応するページ内のすべてのフィールドが監査対象です。

EPCMルール

ルールに対する次の変更:

  • 追加、削除およびコピーのアクション: 「名前」および「説明」のフィールドのみが監査の対象です。

  • 変更アクション: 対応するページ内のすべてのフィールドが監査対象です。

EPCM視点

視点に対する次の変更:

  • 追加、削除およびコピーのアクション: 「名前」および「説明」のフィールドのみが監査の対象です。

  • 変更アクション: 対応するページ内のすべてのフィールドが監査対象です。

EPCM利益曲線

利益曲線に対する次の変更:

  • 追加、削除およびコピーのアクション: 「名前」および「説明」のフィールドのみが監査の対象です。

  • 変更アクション: 対応するページ内のすべてのフィールドが監査対象です。

「監査」ページには、次の情報が表示されます。

  • 監査(タスク)

  • ソース

  • アクション

  • ユーザー

  • 名前

  • 日付

  • 詳細

  • プロパティ

  • 古い値

  • 新規の値

列はすべて、昇順または降順でソートできます。