環境のクローニング機能は、環境と、オプションでアイデンティティ・ドメイン・アーティファクト(ユーザーおよび事前定義済役割の割当て)、受信ボックスと送信ボックスのコンテンツおよび保存されたスナップショットをクローニングする画面ベースの方法です。
この機能は、環境のクローニングEPM自動化コマンドを使用する方法にかわるものです。
Enterprise Profitability and Cost Management環境をクローニングするには:
サービス管理者として、またはアイデンティティ・ドメイン管理者の事前定義済役割も持つサービス管理者としてEnterprise Profitability and Cost Managementにサインインします。
ホーム・ページで、「ツール」、「環境のクローニング」の順に選択します。
「ターゲットURL」で、クローニング先の環境となる環境のURLを入力します(例: https://testExample-idDomain.pbcs.us1.oraclecloud.com
)。
「ユーザー名」に、アイデンティティ・ドメイン管理者の事前定義済役割も持っているサービス管理者のユーザー名を入力します。Oracle Cloud ClassicからOCIへのクローニングの場合は、ターゲット環境のサービス管理者とアイデンティティ・ドメイン管理者の事前定義済役割を持つユーザーのユーザー名を入力する必要があります。このユーザーは、アイデンティティ・ドメイン資格証明を使用してターゲット環境にログインできる必要があります。
「パスワード」で、「ユーザー名」に指定したユーザーのアイデンティティ・ドメイン・パスワードを入力します。
オプション: データ管理レコードをクローニングしない場合は、「データ管理」チェック・ボックスの選択を解除します。ステージング表に非常に多数のレコードが含まれている場合は、データ管理レコードのクローニングに長時間かかることがあります。
オプション: 受信ボックスと送信ボックスのコンテンツおよび保存されたスナップショットをクローニングする場合は、「保管されたスナップショットとファイル」チェック・ボックスを選択します。このプロセスは、保存されたスナップショットの数とサイズ、および受信ボックスと送信ボックス内のファイルの数とサイズによっては長時間かかる場合があります。
「クローン」をクリックすると、プロセスが開始されます。
詳細は、移行の管理のEPM Cloud環境のクローニングを参照してください。