ある視点から別の視点にデータをコピーできます。たとえば、視点のwhat ifバージョンを作成する場合、既存の視点にすでに含まれているデータから始めて、それを新しい視点にコピーした後、追加の編集や計算を行うことができます。
視点をコピーするには:
計算コントロール・ページで、コピーする視点を選択します。
をクリックするか、「アクション」、「コピー」の順に選択します。
「視点のコピー」ダイアログ・ボックスで、「ソース」キューブと「宛先」キューブを選択します。
コピーした視点で使用する、「年」、「期間」、「シナリオ」および「バージョン」ディメンションのメンバーを選択します。
「データ」で、PCM_BalanceおよびPCM_Rule領域のレベル0メンバーに関連するオプションを選択します。
Table 11-2 選択した視点についてコピーされるデータ
「POVのコピー」オプション | コピーされるPCM_Balance領域 | コピーされるPCM_Rule領域 | 意味 |
---|---|---|---|
すべての入力データ |
PCM_Balanceのレベル0子孫 |
PCM_Rule.NoRule |
すべてのビジネス・ディメンションのすべてのメンバーについて、PCM_RuleディメンションのNoRuleメンバーと交差する、PCM_Balanceディメンションのすべてのレベル0子孫をコピーします。 |
すべてのデータ |
PCM_Balanceのレベル0子孫 |
PCM_Ruleのレベル0子孫 |
すべてのビジネス・ディメンションのすべてのメンバーについて、PCM_Ruleディメンションのすべてのレベル0子孫と交差する、PCM_Balanceディメンションのすべてのレベル0子孫をコピーします。この結果、POVのすべてのデータがコピーされます。 |
「OK」をクリックします。
Note:
「年」、「期間」、「シナリオ」および「バージョン」のオプションを選択して、計算コントロール・リストにまだ存在しない視点を定義した場合、宛先視点が存在しないことを知らせるダイアログ・ボックスが表示されます。「OK」をクリックして、宛先視点を作成することを確認します。
オプション: 「ジョブ」コンソールに移動し、視点が正常にコピーされたことを確認します。
「視点のコピー」ジョブは、「ジョブ」コンソールに「完了」または「エラーで完了」ステータスとともに表示されます。ジョブを選択して、ジョブについての詳細を表示したり、発生したエラーをトラブルシューティングすることができます。視点ジョブの表示を参照してください。
Note:
視点によるデータのコピーREST APIまたは"copyDataByPointOfView" EPM自動化コマンドを使用して、データをコピーすることもできます。REST APIの視点によるデータのコピーおよびEPM自動化の操作のcopyDataByPointOfViewを参照してください。