視点のコピー

ある視点から別の視点にデータをコピーできます。たとえば、視点のwhat ifバージョンを作成する場合、既存の視点にすでに含まれているデータから始めて、それを新しい視点にコピーした後、追加の編集や計算を行うことができます。

視点をコピーするには:

  1. 計算コントロール・ページで、コピーする視点を選択します。

  2. 「コピー」アイコンをクリックするか、「アクション」「コピー」の順に選択します。

  3. 「視点のコピー」ダイアログ・ボックスで、「ソース」キューブと「宛先」キューブを選択します。

  4. コピーした視点で使用する、「年」「期間」「シナリオ」および「バージョン」ディメンションのメンバーを選択します。

  5. 「データ」で、PCM_BalanceおよびPCM_Rule領域のレベル0メンバーに関連するオプションを選択します。

    Table 11-2 選択した視点についてコピーされるデータ

    「POVのコピー」オプション コピーされるPCM_Balance領域 コピーされるPCM_Rule領域 意味

    すべての入力データ

    PCM_Balanceのレベル0子孫

    PCM_Rule.NoRule

    すべてのビジネス・ディメンションのすべてのメンバーについて、PCM_RuleディメンションのNoRuleメンバーと交差する、PCM_Balanceディメンションのすべてのレベル0子孫をコピーします。

    すべてのデータ

    PCM_Balanceのレベル0子孫

    PCM_Ruleのレベル0子孫

    すべてのビジネス・ディメンションのすべてのメンバーについて、PCM_Ruleディメンションのすべてのレベル0子孫と交差する、PCM_Balanceディメンションのすべてのレベル0子孫をコピーします。この結果、POVのすべてのデータがコピーされます。

  6. 「OK」をクリックします。

    Note:

    「年」「期間」「シナリオ」および「バージョン」のオプションを選択して、計算コントロール・リストにまだ存在しない視点を定義した場合、宛先視点が存在しないことを知らせるダイアログ・ボックスが表示されます。「OK」をクリックして、宛先視点を作成することを確認します。

  7. オプション: 「ジョブ」コンソールに移動し、視点が正常にコピーされたことを確認します。

    「視点のコピー」ジョブは、「ジョブ」コンソールに「完了」または「エラーで完了」ステータスとともに表示されます。ジョブを選択して、ジョブについての詳細を表示したり、発生したエラーをトラブルシューティングすることができます。視点ジョブの表示を参照してください。

Note:

視点によるデータのコピーREST APIまたは"copyDataByPointOfView" EPM自動化コマンドを使用して、データをコピーすることもできます。Oracle Enterprise Performance Management CloudのREST API視点によるデータのコピーおよびOracle Enterprise Performance Management Cloud EPM自動化の操作copyDataByPointOfViewを参照してください。