Note:
環境のクローニングの一部としてメタデータ・ロードを実行するか、移行またはEPM自動化を使用してスナップショットをインポートする場合、Oracle Enterprise Performance Management Cloudではマルチパス・ソリューションを使用します。このソリューションは、前回のメタデータ・ロードでレコードが拒否された場合、同じメタデータ入力ファイルの別のロードを自動的に開始します。Financial Consolidation and Closeについては、マルチパスによって、調整勘定の前方参照に関する問題も解決されます。
メタデータ・インポート・ファイルをロードするには:
インポートする各アーティファクト(ディメンション、スマート・リストおよび為替レート表)のメタデータ・インポート・ファイルを作成します。
メタデータ・インポート・ファイルについてを参照してください。
ホーム・ページで、「アプリケーション」、「概要」の順に選択します。
アプリケーション・ページで、「ディメンション」タブを選択し、「インポート」をクリックします。
「メタデータのインポート」ページで、「作成」をクリックします。
メタデータ・インポート・ファイルの場所を選択します:
ローカル: 自分のコンピュータ上の場所からインポート・ファイルをロードします。「ファイルのインポート」で、「参照」をクリックして、インポートするアーティファクトのインポート・ファイルを自分のコンピュータ上で選択します。
受信ボックス: サーバーからインポート・ファイルをロードします。「ファイルのインポート」内にファイルの名前を入力します。受信ボックス/送信ボックス・エクスプローラを使用したファイルのアップロードおよびダウンロードを参照してください。
「ファイル・タイプ」で、「カンマ区切り」、「タブ区切り」または「その他」.を選択します
「その他」を選択した場合、インポート・ファイルで使用する区切り文字を入力します。サポートされている区切り文字と例外のリストは、他のサポートされている区切り文字を参照してください。
オプション: インポートを実行する前に、「メンバーのクリア」を選択して、ロード・ファイルで明示的に指定されていないメンバーを削除します。
ディメンションをインポートした後、指定されていないメンバーはアプリケーション・アウトラインから削除されますが、これが、指定されたメンバーの祖先である場合または指定された共有メンバーの基本メンバーである場合は削除されません。
「メンバーのクリア」が選択されていない場合、インポートでは新しいメンバーの追加または既存のメンバーの更新のみが行われます。ファイルを正常にロードするには、「メンバーのクリア」を選択せずにメタデータ・ファイルをロードすることをお薦めします。その後、「メンバーのクリア」を選択し、インポートを再度実行します
「メンバーのクリア」は、特定のディメンション(メンバーが存在する必要があり、メンバーがアプリケーションに取手重要であるディメンション)では使用できません。年ディメンション、期間ディメンション、通貨ディメンション、残高システム・ディメンションと、ルール・システム・ディメンションのPCM_Calculationルール階層およびPCM_Noルール階層ではメンバーをクリアできません。また、POVグループで使用されているメンバーをクリアすることはできません。
なんらかの理由(フォームや検証ルールで使用されるなど)でディメンション・エディタで削除できないメンバーは、削除されません。
オプション: 選択した場所が「受信ボックス」の場合、「ジョブとして保存」をクリックし、インポート操作をジョブとして保存します。保存されたジョブは、即座に実行することも、後で実行するようにスケジュールすることもできます。ジョブの管理を参照してください。
インポート操作をジョブとして保存すると、ロード・シーケンスをバッチ処理する場合に便利です。たとえば、メタデータをインポートし、次にデータをインポートして、データのロードが完了したらモデルを実行します。
一度に最大5つのインポート・ジョブを実行できます。
メタデータ・インポート・ジョブ中に拒否されたデータを確認する場合は、「ジョブとして保存」ダイアログ・ボックスで「エラー・ファイル」を指定できます。このファイルにより、各ディメンションについてインポートされなかったメタデータ・レコードについての情報が提供されます。エラーのzipファイルが指定されると、ディメンションごとに個別のエラー・ファイルが作成されて、エラー・ファイルがまとめてがzipされて、zipファイルが、「受信ボックス/送信ボックス・エクスプローラ」を使用してファイルをダウンロードできる送信ボックスに格納されます。受信ボックス/送信ボックス・エクスプローラを使用したファイルのアップロードおよびダウンロードを参照してください。
オプション: 選択した場所が「ローカル」の場合、「検証」をクリックして、インポート・ファイルの形式が正しいかどうかをテストします。
「インポート」をクリックして、インポート操作を実行します。
インポートが失敗した場合は、「最終検証/インポート」列に「失敗」ステータスが表示されます。詳細なステータスを表示するには、「失敗」をクリックします。インポートが成功した場合は、「最終検証/インポート」列に「完了」ステータスが表示されます。成功したインポートの詳細を表示するには、「完了」をクリックし、「表示」ドロップダウンで「すべて」を選択します。
Note:
インポート・ファイルにリストされているキューブがアプリケーション内のキューブ名と一致しない場合、アプリケーションでは未認識キューブ列が無視されます。