代替変数は定期的に変化する情報のグローバルなプレースホルダとして機能します。代替変数はローリング予測で展開、レポートする場合に特に役立ちます。代替変数をフォームのメンバーとして選択すると、その値は動的に生成される情報に基づきます。たとえば、月が変わったときに、フォームで月の値を手動で更新しなくてもよいように、現在の月メンバーを代替変数CurMnthに設定できます。
注:
フォームで値をオープンまたは計算する際に、アプリケーションでは、割り当てられた値で代替変数を置き換えます。
アプリケーション内で代替変数を作成し、値を割り当てます。これらの代替変数は、フォームのメンバーを選択するときにアプリケーションで使用できます。
代替変数はフォームのコンテキストに適合する必要があります。「期間」ディメンションのメンバーとしてのQtr2の値により、CurrQtrという名前の代替変数を選択できます。CurrYrという名前の代替変数を「年」ディメンションで選択しても、その値がFebであれば有効になりません。アプリケーションまたはキューブ・レベルで代替変数を設定できます。
同じ代替変数が複数のレベルで存在します。アプリケーションは、次の順序で検索するときに検出される最初の代替変数を使用します。
キューブ
アプリケーション
代替変数がビジネス・ルールの実行時プロンプト用に使用可能であり、その値がビジネス・ルールの実行時プロンプトでメンバー・セットに一致する場合、それらの代替変数のいずれかをメンバーとして選択できます。
アプリケーションは代替変数を使用するときに(たとえば、フォームを開く場合)、その代替変数の有効性を確認します。フォームを設計するときには確認しないため、フォームを保存して開くことで、代替変数をテストする必要があります。
代替変数をフォームで指定するには: