Oracle Cloud Object Storageを使用した添付の保存について

アップロードされる添付の数が主な要因で大規模なEnterprise Profitability and Cost Managementデータベースを使用している場合は、Oracle Cloud Infrastructure (OCI)オブジェクト・ストレージを使用して添付を格納してください。別のストレージ・オプションを使用すると、LCMスナップショットのサイズを大幅に削減できるため、バックアップ、ダウンロードおよび復元ステップがより合理化されます(たとえば、スナップショットをテストから本番に復元する場合、またはオフライン・ストレージのスナップショットをダウンロードする場合)。もう一つの利点として、OCIオブジェクト・ストレージの使用により、最大添付サイズを20 MBから100 MBに増加できます。ベスト・プラクティスとしてOCIオブジェクト・ストレージを使用することをお薦めします。

OCIオブジェクト・ストレージには独自のサブスクリプションおよび構成が必要であるため、この機能はオプションです。OCIオブジェクト・ストレージを設定するように選択した場合、今後の添付はこのストレージに保存され、既存の添付は構成後にOCIオブジェクト・ストレージに移動されます。

スナップショットを使用するかクローニングによってアプリケーションを作成し、ソース・アプリケーションがOCIオブジェクト・ストレージを使用して添付を保存する場合、OCIオブジェクト・ストレージ・バケットへのアクセスに必要なパスワードは、セキュリティ上の理由により新しいアプリケーションでエクスポートされません。推奨されるベスト・プラクティスは、ソースOCIオブジェクト・ストレージ・バケットを個別にクローニングし、新しいバケットを新しいアプリケーションで構成することです。Enterprise Profitability and Cost ManagementでのOCIオブジェクト・ストレージの設定を参照してください。

Note:

  • OCIオブジェクト・ストレージの使用開始後は、これらの添付に対してEnterprise Profitability and Cost Managementデータベースを再度使用することはできません。
  • クローニング中にソースがオブジェクト・ストレージを使用するように設定されている場合、移行後は、次の理由により、ターゲット(OCI)上の添付に関する全体的な統計がソースと一致しないことがあります:
    • 孤立したレコード: ソース側の孤立した参照(ソース側の統計で考慮されるもの)が移行されると、それらの参照はどのオブジェクトにも関連付けられていないため、ターゲット・システムで失われます。これにより、ソースと比較したときにターゲット側の統計に不一致が生じます。たとえば、アラートにコメント参照があり、コメントは削除されたが参照がソース側で削除されていない場合に、孤立参照が作成されます。
    • 重複する添付: ソースに重複する添付がある場合、ソース側の統計では一意の参照のみが考慮されます。ただし、重複レコードは異なるアーティファクトの一部として移行されるため、移行後のターゲットでは各重複レコードに一意の参照が存在します。これにより、統計に不一致が生じます。

      Note:

      これはタスク・マネージャにのみ適用されます。