視点の理解

視点(POV)は、アプリケーションの特定のバージョンまたは視点を表すために使用します。Enterprise Profitability and Cost Managementには、次のPOVディメンションが付属していますこれらのディメンションを使用して、モデルの計算に使用されるPOVを作成します。

• 年: データが収集されたカレンダ年を特定します

• 期間: 時系列で戦略と変化を分析できます。

• シナリオ: 特定の期間と一連の条件に対する、アプリケーションの新しいバージョンを表示します実績、プランおよび予測のシナリオの計算を実行できます。

• バージョン: 同一のPOVの異なるバージョンを保持し、アプリケーションの変更点がもたらす影響をモニターしたり、同一アプリケーションの異なるバージョンを追跡します。バージョン・ディメンションを使用して、仮定に基づいた予測結果や、ベスト・ケース・シナリオかワースト・ケース・シナリオかを判断するためのWhat Ifシナリオをモデル化します。最終バージョン、作業中バージョンおよび最大2つのWhat Ifシナリオの計算を実行できます。

POVをモデルの計算または計算の分析に使用する前に、POVを作成する必要があります。たとえば、「2022」、「1月」、「予測」および「作業中」のディメンション・メンバーがアプリケーションに存在する可能性がありますが、これらのディメンション・メンバーを含むPOVを作成するまで、モデルを計算したり、そのPOV組合せに属するデータに対して計算詳細を分析することはできません。