ユーザー定義属性(UDA)の操作

ユーザー定義の属性(UDA)、記述的な語やフレーズは、計算スクリプト、メンバー式、レポートおよびフォームで使用できます。UDAはUDAに関連したメンバーのリストを戻します。

例:

  • 数種類の製品メンバーのついた製品ディメンションでは、「新製品」と呼ばれるUDAを作成し、製品ディメンションの階層にある新製品へ割り当てることができます。その後、指定した新製品における特定の計算を基にすることができます。

  • フォームの設計時に、UDAを使用して、共通属性に基づいてフォームのメンバーを選択できます。UDAを使用してフォームを作成すると、そのUDAに割り当てられているメンバーが、フォームに動的に追加されます。たとえば、「新製品」と呼ばれるUDAを作成し、このUDAを製品ディメンションの階層にある新製品に割り当てた場合、フォームでは、実行時に新製品が自動的に表示されます。フォーム・デザイナで選択する場合、UDAの先頭にUDA(新製品)のようにUDAが付きます。

UDAはディメンションに固有です。たとえば、勘定科目メンバーのUDAを作成すると、共有していない勘定科目メンバーに使用できます。それを削除すると、すべての勘定科目メンバーでも削除されます。UDAを複数のディメンションに使用可能にするには、複数のディメンションに同じUDAを作成します。たとえば、「新規」というUDAを勘定科目ディメンションとエンティティ・ディメンションに作成し、それを勘定科目メンバーとエンティティ・メンバーに使用できます。

UDAを作成または編集するには:

  1. ホーム・ページで、「アプリケーション」,、「概要」の順に選択します。

  2. アプリケーション・ページで、「ディメンション」タブを選択します。

  3. キューブを選択してから、メンバーをUDAに関連付けるディメンションの名前をクリックします。

  4. ディメンション・グリッドで、任意の列見出しを右クリックし、「デフォルト・モード」オプションの選択を解除して「UDA」列を表示します。

  5. グリッドで、UDAに関連付けるメンバーを選択して、「UDA」列が表示されるまで右側にスクロールします。

  6. 「UDA」列のセルをクリックして、「UDA」ダイアログ・ボックスを表示します。

  7. タスクを選択します:

    • UDAを作成するには、「追加」アイコンをクリックし、名前を入力して、「保存」をクリックします。

    • UDAを変更するには、UDAを選択し、「編集」アイコンをクリックして、名前を変更した後、「保存」をクリックします。

    • UDAを削除するには、UDAを選択し、「削除」アイコンをクリックして、削除を確認します。

      ノート: UDAを削除すると、すべてのディメンションからUDAが除去されます。UDAを削除した場合は、それを参照していたすべてのメンバー式、計算スクリプト、レポートを更新する必要があります。

    • UDAの選択をクリアするには、「クリア」ボタンをクリックします。

  8. メンバーのUDAを追加または削除するには、矢印を使用してUDAを「選択したUDA」パネルで移動します。

  9. 「OK」をクリックします。