copyPOV

モデル・アーティファクトとOracle Essbaseキューブ・データをソースPOVから宛先POVにコピーします。

適用対象

Profitability and Cost Management

必要な役割

「サービス管理者」「パワー・ユーザー」

使用方法

epmautomate copyPOV APPLICATION_NAME SOURCE_POV_NAME TARGET_POV_NAME PARAMETER=VALUE stringDelimiter="DELIMITER" [isInputData=true|false isAllInputData=true|false]。ここで、

  • APPLICATION_NAMEは、ソースPOVを含むProfitability and Cost Managementアプリケーションの名前です。
  • SOURCE_POV_NAMEは、指定したアプリケーションのソースPOVの名前です
  • TARGET_POV_NAMEは、Draftステータスの有効なターゲットPOVの名前です
  • PARAMETER=VALUEには、POVをコピーするためのランタイム・パラメータとその値を指定します。パラメータと値のペアをプロセスの必要に応じて指定します。有効なパラメータと値は次のとおりです。
    • isManageRule=true|falseは、ルールをコピーするかどうかを指定します。
    • isInputData=true | isAllData=true | isAllInputData=trueは省略可能であり、データのコピー方法を指定します。これらのパラメータの場合、デフォルト値はfalseです。次のいずれか1つのみをtrueとして指定します。
      • isInputData=trueを指定して、入力データを宛先POVにコピーします。
      • isAllData=trueを指定して、すべての入力データと計算データを宛先POVにコピーします。
      • AllInputData=trueを使用して、ドライバ・データを含むすべての入力データを宛先POVにコピーします。
    • modelViewName=NAMEは、ソースPOVからターゲットPOVにコピーするデータ・スライスの名前を指定します。
    • createDestPOV=true|falseは、ターゲットPOVが存在しない場合に作成するかどうかを指定します
    • nonEmptyTupleEnabled=true|falseは、コマンドがデータを持つ交差のみを考慮するように、空でないタプル(NET)を有効にするかどうかを指定します。デフォルトはtrueです。これにより、まれに、Essbaseデータのコピーに対してコマンドが適切に実行されない場合があります。そのような場合は、nonEmptyTupleEnabled=falseを使用してデフォルトをオーバーライドし、パフォーマンスを向上させます。

    注:

    パラメータ値(trueまたはfalse)はすべて小文字の必要があります。
  • stringDelimiter="DELIMITER"には、POV値で使用される区切り文字を指定します。区切り文字は二重引用符で囲む必要があります。

  • epmautomate copyPOV BksML12 2012_Jan_Actual 2012_Feb_Actual isManageRule=true isInputData=true modelViewName="Balancing - 5 Customer Costs" createDestPOV=true stringDelimiter="_"
  • epmautomate copyPOV BksML12 2012_Jan_Actual 2012_Feb_Actual isManageRule=true isAllInputData=true createDestPOV=true stringDelimiter="_"
  • epmautomate copyPOV BksML12 2012_Jan_Actual 2012_Feb_Actual isManageRule=true isAllData=true createDestPOV=true stringDelimiter="_"