アプリケーション監査レコードのアーカイブの自動化

この項のWindowsスクリプトとLinuxスクリプトを使用して、アプリケーション監査データをローカル・コンピュータにエクスポートおよびアーカイブするプロセスを自動化します。

アプリケーション監査データは365日間のみ保持されます。これらのスクリプトをカスタマイズし、180日ごとに1回、またはデータ保持ポリシーに規定されているとおりに実行して、365日より前の履歴監査データが失われないようにします。

Note:

これらのスクリプトは、ローカル・ストレージにデータをアーカイブするように調整されています。これらを変更して、エクスポートされた監査データ・ファイルをネットワーク・ストレージまたはストレージ・クラウド(Oracle Object Storageなど)にアーカイブできます。

Table 3-20 パラメータとその値

パラメータ
url 環境のURL。

例:

  • Windows: set url=https://example-epmidm.epm.usphoenix-1.ocs.oraclecloud.com/epmcloud
  • Linux: url=https://example-epmidm.epm.usphoenix-1.ocs.oraclecloud.com/epmcloud
user 環境にサインインして監査データをダウンロードするサービス管理者のユーザー名。

例:

  • Windows: set user=ExampleAdmin
  • Linux: user=ExampleAdmin
password サービス管理者のパスワード(非推奨)または暗号化されたパスワード・ファイルの名前と場所。暗号化されたパスワード・ファイルの作成の詳細は、encrypt コマンドを参照してください。

例:

  • Windows: set password="C:\mySecuredir\password.epw"
  • Linux: password="/home/user1/mySecuredir/password.epw"
AuditFileName 監査データ・ファイルの名前。このファイルを一意にするために、スクリプトによって監査データのエクスポートのタイムスタンプがこのファイル名に追加されます。

例:

  • Windows: set AuditFileName=AuditData
  • Linux: AuditFileName=AuditData
NumberOfBackups ストレージに保持するバックアップ・ファイルの数。デフォルトは10です。その後は必要に応じて最も古いバックアップが置き換えられます。

例:

  • Windows: set NumberOfBackups=20
  • Linux: NumberOfBackups=20
Linuxスクリプトの場合のみ
epmautomatescript EPM自動化がインストールされている場所。

例: /home/user1/epmautomate/bin/epmautomate.sh

javahome JAVA_HOMEの場所。

例: /home/user1/jdk1.8.0_191/