1 EPM自動化について

EPM自動化を使用すると、Oracle Enterprise Performance Management Cloud環境内のタスクをリモートで実行できます。

EPM Cloudサービス管理者は、次のような多数の繰返し可能なタスクを自動化できます。

  • メタデータ、データ、アーティファクト・スナップショットとアプリケーション・スナップショット、テンプレートおよびデータ管理マッピングのインポートとエクスポート
  • 環境へのファイルのアップロード、ファイルのリスト、サービスからのファイルの削除
  • スナップショット、レポートおよびメタデータ・ファイルとデータ・ファイルのサービスからのダウンロード
  • データに対するビジネス・ルールの実行、およびアプリケーションのリフレッシュ
  • あるデータベースから別のデータベースへのデータのコピー; 通常はブロック・ストレージ・データベースから集約ストレージ・データベース、またはブロック・ストレージ・データベースから別のブロック・ストレージ・データベース
  • データ管理バッチ・ルールの実行
  • データ管理レポート、プロビジョニング・レポートおよびユーザー監査レポートの生成
  • 事前マップ済残高データ、通貨レート、事前マップ済トランザクション、残高データおよびプロファイルのAccount Reconciliationへのインポート
  • 照合プロセスを開始する期間へのプロファイルのコピー
  • Profitability and Cost Managementアプリケーションの計算キューブのデプロイ
  • Enterprise Profitability and Cost ManagementおよびProfitability and Cost Managementアプリケーションでの視点のクリア、コピーおよび削除
  • 環境に対するOracle Smart View for OfficeまたはREST APIの負荷がリプレイされ、高負荷の状況でのパフォーマンス・テストが可能になります
  • ファイルからFinancial Consolidation and Closeへの補足データのインポート

様々なタスクを実行できるスクリプトを作成し、その実行をスケジューラを使用することで自動化できます。たとえば、環境から日次メンテナンス・バックアップをダウンロードするスクリプトを作成し、アーティファクトおよびデータのローカル・バックアップを作成できます。

ビデオ・アイコン チュートリアル: EPM自動化を使用したPlanningコマンドの実行方法