多要素認証の有効化

Oracle Cloudコンソールへのアクセスには、多要素認証(MFA)を使用する必要があります。

MFAが有効になっている場合は、まずユーザー名とパスワードを入力する必要があります。これが最初の要素(ユーザーが知っているもの)となります。次に、登録済MFAデバイスから検証コードの入力を求められます。これは2番目の要素(ユーザーが持っているもの)です。この要素の組合せにより、サインイン時にアイデンティティを確認するセキュリティの追加レイヤーが追加されます。

MFAを有効にする前に、サポートされているオーセンティケータ・アプリケーションがモバイル・デバイスにインストールされていることを確認します。たとえば、Oracle Mobile AuthenticatorやGoogle Authenticatorなどがあります。アプリケーションを使用してデバイスを登録し、サインインするたびに時間ベースのワンタイム・パスコード(TOTP)を生成します。

MFAを有効にするには:

  1. ブラウザを使用してhttps://www.oracle.com/cloud/sign-in.htmlに移動します。
  2. クラウド・アカウントにサインインします。
    アプリケーション環境管理のサインイン・ページ
  3. 「セキュアな検証の有効化」をクリックします。
    Oracle Cloudコンソールの「セキュアな検証の有効化」
  4. セキュアな検証のMFAオプションを選択します。通常、ユーザーは「モバイル・アプリ」オプションを選択します。
  5. QRコードをスキャンします。

    モバイル・デバイスがIAMサービスに登録され、アカウントがMFAに対して有効になりました。Oracle Cloudコンソールにサインインすると、モバイル・デバイスに通知が送信されます。アプリケーションで通知を開き、「許可」をタップして続行します。


    セキュアな検証のQRコード