Oracle Cloud Identity Console (OCI (Gen 2)のみ)でのIdentity Cloud Serviceグループを使用したユーザーへの事前定義済役割の割当て

OCI (Gen 2)環境では、Identity Cloud Service (IDCS)グループを使用して、事前定義済役割を複数のOracle Enterprise Performance Management Cloudユーザーに割り当てることができます。IDCSグループをアイデンティティ・プロバイダ(IdP)グループ(Azure ADグループなど)と同期できるため、個々のユーザーをIdPグループに追加し、Oracle Cloud Identity Consoleでこれらのグループに事前定義済役割を割り当てることもできます。

ユーザーの作成およびIdentity Cloud Serviceグループへの追加

  1. ナビゲーション・メニューで、「グループ」をクリックします。
  2. グループ・ページで、「追加」をクリックします。
  3. 「名前」およびその他のオプションの詳細を入力し、「次」をクリックします。
    グループ作成ステップ1の画面
  4. ユーザーをグループに追加するには、グループに追加する各ユーザーのチェック・ボックスを選択します。

    ユーザーを検索するには、テキスト・ボックスをクリックし、ユーザー名、ユーザーの名または姓の全部または一部を入力して、[Enter]を押します。
    グループにユーザーを追加するための画面

  5. 「終了」をクリックします。

事前定義済役割へのグループの割当て

  1. ナビゲーション・メニューで、「Oracle Cloudサービス」をクリックして、デフォルトのOracle Identity Cloud Servicesを表示します。

    使用可能なEPM Cloud環境のリストが表示されます。

  2. 事前定義済役割をユーザーに割り当てるEPM Cloud環境の名前をクリックします。
  3. 「アプリケーション・ロール」タブをクリックします。

    すべての事前定義済役割(UIのアプリケーション・ロール)が表示されます。

  4. 割り当てる事前定義済役割の隣にあるメニューを選択します。「グループの割当て」をクリックします。
    事前定義済役割の画面
  5. 事前定義済役割を割り当てるグループを選択し、「OK」をクリックします。
    使用可能なグループをリストする画面
  6. このグループのすべてのメンバーに、事前定義済役割が割り当てられます。確認するには、事前定義済役割の隣にある「割当て済のユーザー」アイコンをクリックします。

    事前定義済役割に割り当てられたユーザーがリストされます。


    事前定義済役割が割り当てられているユーザーをリストする画面

Note:

ユーザーをクローニングするオプションおよび事前定義済役割を使用して環境をクローニングする場合は、ユーザーがIDCSグループを介して割り当てられている場合でも、ターゲット環境のクローニングされたユーザーには、事前定義済役割が直接割り当てられます。Oracle Enterprise Performance Management Cloud移行の管理EPM Cloud環境のクローニングを参照してください