次の手順では、Fusion Applicationsデジタル・アシスタント(FADA)を使用しながら、Oracle Fusion Cloud EPMスキル(Account ReconciliationまたはFinancial Consolidation and Close)を使用するために必要な構成ステップについて説明します。
注:
Cloud EPMスキルは、Cloud EPMインスタンスがOCI (Gen 2)環境にデプロイされている場合にのみサポートされます。
Fusion Applicationデジタル・アシスタントでAccount ReconciliationスキルまたはConsolidation and Closeスキルを構成するステップは次のとおりです:
- Fusion Appsデジタル・アシスタントにログインし、ODAインスタンスURLおよびリダイレクトURL (
https://<ODA_Instance_URL>/connectors/v2/callbackinstance
の形式)を書き留めます。
例: https://idcs-oda-fxxxxxxxxxabcxxxx.data.digitalassistant.oci.oc-test.com/connectors/v2/callback
- OAuth 2 OCI (Gen 2)環境の認証パラメータの構成で説明する3つのタスクを完了します。Fusion Applicationsデジタル・アシスタントが組み合されているときにCloud EPMスキルの機能を有効にするには、OAuth構成が必要です:
- Oracle Identity Cloud Service (IDCS)機密アプリの作成
- IDCSインスタンスをポイントするOracle Digital Assistant (ODA)インスタンスの構成
- 認証サービスをポイントするAccount Reconciliationスキルの構成
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Fusion Applicationsデジタル・アシスタントでCloud EPMスキルを構成します:
- Account Reconciliationスキルを選択し、スキルを拡張します。スキルの拡張を参照してください。Consolidation and Closeスキルについて、このステップを繰り返します。
- 環境に一致するように変更可能なエンティティを更新します。アプリケーション値リスト・エンティティのインポートを参照してください。Cloud EPMスキルごとにこのステップを繰り返します。
- Consolidation and Closeの場合は、Cloud EPM Financial Consolidation and Close環境にあるカスタム・ディメンションを拡張スキルに追加します。Financial Consolidation and Closeの事前移入されたディメンションについてを参照してください。
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スキルをトレーニングします(HtモデルとTmモデルの両方): スキルのトレーニングを参照してください。
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各Cloud EPMスキルを公開します。スキルの作成、構成およびバージョン管理の「公開」を参照してください。
- Fusion Applicationsデジタル・アシスタントを拡張します。Oracle By Example: Fusion Applicationsデジタル・アシスタントの拡張を参照してください。
- Fusion Applicationsデジタル・アシスタントから古いバージョンのCloud EPMスキルを削除します。古いバージョンを削除するには、削除するスキルの横にある「X」をクリックします。
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新しく構成したCloud EPMスキルをFusion Applicationsデジタル・アシスタントに追加します。スキルを追加するには、左上にある「+ スキルの追加」をクリックします。
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Fusion Applicationデジタル・アシスタントを公開します。Oracle Digital Assistantの使用ガイドのデジタル・アシスタントの作成、バージョン管理および公開を参照してください。