メンバーの割当

メンバー、関数、代替変数およびリストを割り当てて、レポートのデータを取得します。

レポートに表示するメンバーを選択するか、または関数を使用してディメンション・メンバーを動的に選択できます。選択した各メンバーごとに個別の行または列をグリッドに挿入するか、または選択したすべてのメンバーを1行または1列に配置できます。選択したメンバーに異なる書式設定(例: フォント、境界線など)が必要な場合は、個別の行または列に配置する必要があります。

注:

  • レポートでは、メタデータ・キャッシュが利用され、検索や算式バー先行入力などのメンバー問合せおよびメンバー選択操作が迅速になります。キャッシュが生成され、セッション中にレポートが初めてアクセスされたときに、各レポート・デザイナおよびエンドユーザー用に移入されます。キャッシュは、ユーザーの現在のセッション中は有効なままであり、レポートが使用およびアクセスされているCloud EPMビジネス・プロセス(たとえば、Narrative Reporting、Planningなど)からユーザーがサインアウトするとクリアされます。

  • レポート・ユーザーのアクティブ・セッション中にキューブのディメンションおよびメンバーが更新された場合、メタデータ・キャッシュの更新にディメンションおよびメンバーの変更が反映されない場合があります。メタデータ・キャッシュをリフレッシュして加えられた変更を反映するには、ユーザーは、サインアウトしてからCloud EPMビジネス・プロセスにサインインし直す必要があります。

  • メンバー数が25,000を超えるディメンションのレポート・パフォーマンスを最適するため、メタデータ・キャッシュは使用されません。これはつまり、算式バー先行入力検索は無効になり、メンバー・セレクタ内の検索はメンバー名のみ(別名ではない)に基づき、「次を含む」ではなく「次で始まる」タイプの検索が実行されることを意味します。