条件付き書式設定、テキストおよび抑制の考慮事項

パフォーマンスの考慮事項

条件付き書式設定、テキストおよび抑制は、レポートのサイズ、使用される基準、および使用頻度(つまり、条件付き書式設定、テキストまたは抑制が適用されるセルの数)に応じて、パフォーマンスに影響を与える可能性があります。パフォーマンスに関しては、次の点を考慮してください。

  • データ値の比較が最速です。

  • メンバー名、メンバーの別名/摘要などの基準も、メタデータまたはデータ問合せに含まれるため高速です。

  • 世代、レベル、勘定科目タイプなどの基準は、通常のメタデータまたはデータ問合せに含まれず、パフォーマンスが低下するため、可能なかぎり使用しないでください。

エラー処理

通常、構文エラーは条件付き書式/テキストおよび抑制エディタに表示されます。
スクリーンショットは、「名前に無効な文字/\:|<>+*\\?"が含まれています」というエラーが示されたUIの構文エラーを示しています

構文以外のエラーは、レポートまたはグリッドのプレビュー時に表示されます。たとえば、行に対する条件付き抑制が列Bを参照し、この列がグリッドから削除されていた場合は、レポートのプレビュー時にエラーが表示されます。
スクリーンショットは、前述の条件のエラーを示しています。グリッド"1"の条件付き抑制"Column B less than 3,000,000"のオペランド・タイプ"{TYPE}"に無効な値"{VALUE}"があります。