生成AI (GenAI)によるナラティブ生成には、次の制限事項とガバナーが適用されます。
ガバナー
これらのガバナーを引き上げることはできません。
Note:
単一セル上での単一の条件付きテキストのGenAI評価には、Fusion GenAIサービスの呼出しが1回必要になります。
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単一のリクエストで最大150の呼出しが許可されます。レポートで、グリッド内のセルに150を超える条件が適用されている場合、この制限に到達した時点でGenAIナラティブ・テキストの生成は終了します。
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最大5個のスレッドをFusion GenAIサービスの呼出しで使用できます。大規模なレポート、ブックまたはバースティング定義が実行されてすべてのスレッドが使い尽くされると、スレッドが解放されるまで新たなレポート、ブックまたはバースティング実行は実行できません。
制限事項
- 比較分析のユース・ケースを適用できるのは期間ディメンションのみであり、その他のタイプのディメンションには適用できません。また、同じ期間ディメンション世代のメンバーでのみ使用でき(例: 月のみ、四半期のみ)、列内の月と四半期など、混在した世代では使用できません。これは、ズームが有効になっている期間ディメンション・メンバーにも当てはまり、四半期メンバーでズームが有効になっていると列内に四半期と月が含まれることになり、これはサポートされません。
- 現在、数値の書式設定をグリッドで使用していて、負の数値がカッコで囲まれている場合、GenAIは正の数値を返します。グリッド内の負の数値にはマイナス記号("-")のプリフィクスを付け、負の数値であることをGenAIに認識させる必要があります。
- Fusion AIと実際のプロンプト・リクエスト・プロセス接続の両方に別々のタイムアウト・ガバナーがあります(両方とも15000ミリ秒)。リクエストがタイムアウトに到達した場合、生成テキストのかわりにデフォルトのエラー・メッセージがテキスト・ボックスに表示されます。
- 現在、
AutoTextSummary
の結果にどのディメンションを含めるかを制御または制限する方法はありません。大量のディメンションを含むキューブでは、冗長なテキストが生成される可能性があります。
- 例外の因果関係の記述および比較分析のユース・ケースは、データ・セルにのみ適用でき、式セルには適用できません。