レポートは、レポート・コンポーネント、レポート・オブジェクトおよびグリッド・コンポーネントを使用することで設計します。
レポート・コンポーネント
ヘッダー - レポートの各ページの上部にあるテキストを表示できる領域。ヘッダーにはイメージも追加できます。
レポート本文 - グリッド、チャート、イメージおよびテキスト・ボックスを挿入して表示できるレポートのメイン領域。
フッター - レポートに印刷される各ページの下部にあるテキストを表示できる領域。フッターにはイメージも追加できます。
レポート・オブジェクト
グリッド - 行および列のデータを取得するレポート・オブジェクト。
チャート - グリッドからデータを表示するレポート・オブジェクト。チャートはグリッドのデータのグラフィック表現です。
テキスト・ボックス - テキストを入力したり、レポート設定、データ値、視点(POV)値、ディメンション・メンバーなどのデータを取得する関数を挿入できるレポート・オブジェクト。
イメージ - グラフィックまたはイメージ・ファイルを格納するレポート・オブジェクト。イメージは、レポートの本文およびヘッダーまたはフッターに追加できます。
共有済 – Narrative Reportingデプロイメントでは、共有レポートにある共有オブジェクト(グリッド、チャート、テキスト・ボックスおよびイメージ・オブジェクト)を複数のレポートに挿入でき、共有レポート・オブジェクトを保守する単一ポイントを提供します。
グリッド・コンポーネント
行 - グリッドの情報の横表示。行には、テキスト、データ、または計算から導出されたデータが含まれます。グリッドの個々の行の書式を設定できます。
列 - グリッドの情報の縦表示。列には、テキスト、データ、または計算から導出されたデータが含まれます。グリッドの個々の列の書式を設定できます。
セル - グリッドの行、列、ページおよび視点(POV)の交差。グリッドの個々のセルの書式を設定できます。