式を使用して、別のグリッドの行、列またはセルを参照することで、複数のグリッドのコンテンツを1つに結合できます。これは、1つ以上のグリッドに提供された異なるデータ・ソースからのコンテンツを単一のグリッドにまとめるのに使用できます。式のソース・グリッドは非表示シートに存在できるため、レポート出力には表示されません。
式の構文は次のとおりです。
<grid>.<reference>
<grid> - 参照先のグリッドの名前です。グリッド名に空白が含まれている場合は、グリッド名を引用符で囲みます。例: "Grid 1"。
<reference> - 大カッコで囲まれた行、列、セルへの参照です。例: [b] [1] [b,1]。
注:
クロスグリッド参照の場合、列または行全体ではなく、特定のセルのみを参照できます。
例:
レポートには3つのグリッドが含まれています。"Grid 1"には、他の非表示グリッドである"Grid 2"および"Grid 3"を参照する式が格納されています。


Grid 1にはいくつかの式が格納されます。たとえば、行、列およびセルの式がグリッドに格納されます。
Column C column formula: "Grid 2".[a] refers to Grid 2, column A
Cell D2 cell formula: "Grid 2".[a,2] refers to Grid 2, cell A2
Row 4 row formula: "Grid 3".[1] refers to Grid 3, row 1
