「子の前に祖先」プロパティの操作

特定のメンバー選択関数を使用するとき、「子の前に祖先」オプションを使用して、子メンバーの後ではなく子メンバーの前に祖先メンバーを表示できます。

たとえば、4つの四半期(Qtr)メンバーがある「」階層があり、メンバー選択関数は「Children of Year (Inclusive)」であるとします。「子の前に祖先」「True」に設定すると、グリッドに「」階層は次のように表示されます。


「子の前に祖先」が「True」に設定されています

デフォルトでは、「子の前に祖先」「False」に設定されています。たとえば、「子の前に祖先」「False」に設定すると、グリッドに「」階層は次のように表示されます。


「子の前に祖先」が「False」に設定されています

このプロパティでは、次のメンバー選択関数がサポートされています。

  • Descendants

  • Children

  • Bottom

  • Ancestors

  • Parent

  • Match

  • Except

  • Intersect

注:

  • Children」、「Descendants」、「Bottom」および「Parent」関数の場合: プロパティ設定に応じて、祖先または親メンバーは子の前または後に表示されます。

  • Ancestors」関数の場合: 階層がソートされた状態で表示され、プロパティ設定に応じて、祖先または親メンバーは子の前または後に表示されます。

  • Match」、「Except」および「Intersect」関数の場合、すべてのメンバーがソートされた状態で表示され、プロパティ設定に応じて、祖先または親メンバーは子の前または後に表示されます。

  • このプロパティを「Except」関数または「Intersect」関数とともに使用すると、各関数の最初のプロパティには、個々のメンバー選択ではなく、このプロパティでサポートされている階層ベースのメンバー選択関数(「Bottom」、「Children」、「Descendants」、「Ancestors」および「Parent」)を含める必要があります。

    例:

    • サポートされる構文: "Except (Children(Q1), Feb)"または"Intersect (Children(Q1), Jan)"

    • サポートされない構文: "Intersect (Jan, Feb, Mar, Jan)"