デフォルト設定
選択を作成していない場合またはPOVで属性のオプションを設定していない場合は、レポート編集モードに切り替えると、その属性は「デフォルト」に設定されます。
レポートをプレビューするときに、POVに表示される属性を選択できます。より簡便に選択できるように、最近行った選択が表示されます。
複数選択
編集モードでは、属性に対して複数選択を行って、レポート参照者が選択するための選択リストを定義できます。
また、「提案のみ表示」を設定し、参照者が選択リストからのみ選択するように制限できます。使用可能な選択のこのリストをプレビュー・モードでプレビューできます。
POV属性に対して複数の選択が行われた場合は、属性を「すべての選択の印刷」に設定できます。レポートをPDFまたはExcelでプレビューすると、各選択は異なるページまたはシートにレンダリングされます。
Note:
「すべての選択の印刷」が有効の場合、POVメンバーの固定リストがPDFまたはExcelに出力され、これら2つの形式のレポート実行時にすべてのメンバーが取得されます。HTMLプレビューでは、最初のPOV選択のみ取得されます。
Tip:
POV属性に複数の選択があり、「すべての選択の印刷」が有効である場合、レポートのPDFプレビューには、POV選択ごとに個別のページが表示されますが、選択名はレポートのPDF出力に表示されません。属性名を表示するには、AttributeValueまたはAttributeAliasテキスト関数を使用する必要があります。出力可能なページ・メンバーの表示を参照してください。
ユーザー選択のロックまたは制限
POV属性の選択を定義する場合は、レポート参照者が選択できる対象を制御します。「提案のみ表示」を使用して、レポート参照者が選択できないように選択肢をロックするか、定義した選択肢以外を参照者が選択できるようにします。
POVへの複数の表からの属性またはディメンションの組込み
レポート内に同じ属性名またはディメンション名を持つ複数の表がある場合、または表とグリッドの両方がある場合、レポートをプレビューすると、POV選択がPOVバーに組み込まれます。たとえば、最初の表と2番目の表に「年」属性にCurrentPOVを含むフィルタ基準がある場合、POVでのユーザーの「年」属性の選択は両方の表に影響します。
Note:
共有属性または共有ディメンション(あるいはその両方)をグローバルPOVに組み込んだ場合は、「提案のみ表示」を有効にする必要があります。
レポートに異なるデータ・ソースを使用する複数の表がある場合は、レポートをプレビューすると、POV属性またはPOVディメンション(あるいはその両方)はPOVバーに組み込まれます。