このトピックでは、いくつかのノート・フォーマット・テキスト関数の使用方法および対応する結果を示します。
2つのノート・テンプレート"Performance Summary"および"Variance Summary"があり、それぞれに3つのノート(3つのセグメントのそれぞれに1つずつ)があります。
例11-3 名前付きPOV定義
次の名前付きPOVが、ノート・テキスト関数を含むレポートに作成されました。リストされている2つのディメンションは「Segments」および「Fiscal Calendar」です。両方のディメンションに、表示するテキスト関数をフィルタするためのメンバー選択が含まれています。「Segments」が最初にリストされているディメンション、「Fiscal Calendar」が2番目にリストされているディメンションであるため、NotePOVDimension
およびNotePOVMemberLabel
関数で使用される序数パラメータは、名前付きPOVでの順序に基づいて、Segmentsに対して"1"
、Fiscal Calendarに対して"2"
となります。
例11-4 ノート・フォーマット定義
ノート・フォーマットには次のセクションおよびテキスト関数があり、各セクションに異なるフォント書式設定が適用されています。最後の2つのセクションはインデントされています。
テキスト関数パラメータについての注意すべき点:
2番目のセクションCreated by NoteAuthor() on NoteCreatedOn(short, none)
で、NoteCreatedOn
関数にshort
日付パラメータがある場合、USロケールでは書式がMM/DD/YY
であることを意味します。時間パラメータはnone
であり、時間が表示されないことを意味します。
NotePOVDimension
およびNotePOVMemberLabel
関数は4番目のセクションにあります。
各関数のセットの序数パラメータに注意してください。最初のセットは序数パラメータ"1"
を持ち、名前付きPOVの最初のディメンション(「Segments」)です。2番目のセットは序数パラメータ"2"
を持ち、名前付きPOVの2番目のディメンション(「Fiscal Calendar」)です。
関数の両方のセットに指定されたデリミタ・パラメータの結果、次の表示になります: Dimension1: Member1, Dimension2: Member2
例11-5 ノート・テキスト・ボックスのあるレポートのプレビュー
前述のセクションに表示された名前付きPOVおよびノート・フォーマットの例を使用すると、ノート・テキスト関数があるテキスト・ボックスを含むレポートをプレビューできます。
ノート・フォーマットで対応するテキスト関数があるテキスト・ボックス出力の一部を表示できます。