メンバー選択、変数、関数およびスマート・リストについて

コンポーネントを使用してビジネス・ルールを設計するのと同様に、メンバー、変数および関数を使用してコンポーネントを設計します。

メンバーのリストを返すメンバーおよび関数を選択するには、式、スクリプト、条件、メンバー範囲、データ範囲およびメンバー・ブロック・コンポーネント内でメンバー選択を使用します。コンポーネントへのメンバーおよび関数の追加を参照してください。

変数は、式、ループおよび条件の各コンポーネントに対して式を構築するために使用します。ビジネス・ルールが起動されると計算される実行変数と、より複雑な式または関数を代替する置換変数の2種類の変数があります。(変数の操作を参照してください。)

次の種類の変数を作成できます:

  • アプリケーション・タイプに属するすべてのアプリケーションで使用するグローバル変数

  • 1つのアプリケーションのみに使用するアプリケーション変数

    1つのプラン・タイプまたはデータベースで使用する場合はプラン・タイプまたはデータベース変数

  • 1つのビジネス・ルールのみに使用するルール変数

関数は、ループ、条件および式の各コンポーネントで使用できる事前に定義された式です。(Planningアプリケーションで使用できる関数タイプの詳細は、関数の操作を参照してください。)関数を使用して次のような計算を実行できます:

  • 日付文字列から数字への変換

  • 範囲をまたがったメンバーの平均値の計算

  • ある期間における資産の減価償却の計算

  • 時間ディメンションのメンバーの期間累計値の計算

Planningのデータ・フォーム・セルでオプションを入力するかわりに、スマート・リストを使用して事前定義済のオプションを選択します。