システム・テンプレートは、計算を実行する事前定義済テンプレートです。
システム・テンプレートによって実行される計算には、データのクリア、データのコピー、金額、数量およびレートの計算、データの配布、値の割当て、データの集計、パフォーマンスを最大化するスクリプト・コマンドの入力および勘定値のレポート通貨への変換が含まれます。
次のものにシステム・テンプレートを含めることができます。
グラフィカルまたはスクリプト・ビジネス・ルール
グラフィカルまたはスクリプト・カスタム・テンプレート
ビジネス・ルールまたはカスタム・テンプレートのコンポーネントとして、システム・テンプレートには、パラメータを入力する一連のステップが含まれます。これらのパラメータをテンプレート・ロジックと組み合せて、ビジネス・ルールまたはテンプレート内で計算スクリプトを生成します。これによって、テンプレートの使用が容易になり、計算スクリプトの構文エラーの可能性が低減します。
Calculation Managerでは、すべてのシステム・テンプレートをウィザードとして使用できます。ウィザードのシステム・テンプレートを使用すると、テンプレートの使用が容易になり、計算スクリプトの構文エラーの可能性が低減します。
システム・テンプレートのプロンプトは、ウィザードでの選択に基づいてフィルタ処理されます。たとえば、集約システム・テンプレートは、密ディメンションを選択して集約するステップを表示しますが、集約に使用可能な密ディメンションがない場合、完全または部分密ディメンションのステップは表示されません。
注:
Planningブロック・ストレージ・アプリケーションでシステム・テンプレートを使用できます。