実行時プロンプト変数の入力

注:

  • Calculation Manager内のOracle Essbaseビジネス・ルールのスクリプトにRUNTIMESUBVARSセクションを追加することはできません。Calculation Managerで作成されたルール・レベルの実行時プロンプト変数がRUNTIMESUBVARSに変換されるのは、Essbaseアプリケーションをデプロイする場合のみです。

  • Administration Services、MaxL、または計算スクリプトを起動できる任意のコンポーネント内の実行時プロンプトを使用してビジネス・ルールを起動する場合、このビジネス・ルール内の実行時プロンプトにはデフォルト値が設定されている必要があります。

  • Calculation Managerのルールの検証、デバッグ、デプロイ、分析または起動を行う場合、実行時プロンプト変数の値を入力または編集できます。ビジネス・ルールセットの検証やデプロイを行う場合にも、実行時プロンプト変数を入力または編集できます。実行時プロンプトにメンバー制限が含まれている場合、検証では有効なメンバー名のみを確認します(メンバーが制限内かどうかは検証されません)。数値および整数タイプの変数は実行時プロンプト制限に対して検証されます。

  • メンバーの承認セキュリティを保持する実行時プロンプトの設計については、Planningの管理承認セキュリティの実行時プロンプトについてを参照してください。

実行時プロンプト変数の値を入力するには:

  1. ビジネス・ルールセットの検証、デバッグ、デプロイ、分析または起動を行うとき、またはビジネス・ルールセットの検証またはデプロイを行うとき、エラーがない場合は「RTP値の入力」ダイアログ・ボックスが表示されます。

    ビジネス・ルールの検証、デバッグ、デプロイまたは分析を行うとき、または、ビジネス・ルールセットの検証またはデプロイを行うとき、「RTP値の入力」ダイアログが表示されるのは、ビジネス・ルール(またはビジネス・ルールセット)が使用している1つ以上の実行時プロンプト変数に、欠落した値がある場合のみです。すべての実行時プロンプト変数に値がある場合は、「RTP値の入力」ダイアログは表示されません。

    ビジネス・ルールを起動するときは、実行時プロンプト変数に値があるかどうかにかかわらず、起動するたびに「RTP値の入力」ダイアログが表示されます。値がある場合、その値が「RTP値の入力」ダイアログにデフォルトで表示されます。

  2. リストされる実行時プロンプトごとに、値を入力するか1つを選択します。
  3. オプション: ビジネス・ルールを使用している場合、「ルールに値を適用」チェック・ボックスを選択すると、指定した値が変数の値で動的に更新され、ルール・デザイナ内の「変数」タブの「値」列で表示できるようになります。

    システム・ビューからビジネス・ルールを検証している場合、このチェック・ボックスは使用できません。

  4. 「OK」をクリックします。
  5. 検証エラーがある場合、それを修正し、実行時プロンプト変数の値を入力するタスクを繰り返します。