スクリプト・コンポーネントの設計

ビジネス・ルールおよびテンプレートでスクリプト・コンポーネントを使用できます。スクリプト・コンポーネントは、システム・ビューまたは他の任意のビューから作成します。ビジネス・ルールやテンプレートを設計するときに、ルール・デザイナまたはテンプレート・デザイナ内でスクリプト・コンポーネントを作成することもできます。

注:

ビジネス・ルールまたはテンプレート内からスクリプト・コンポーネントを設計することもできます。

スクリプト・コンポーネントを設計するには:

  1. システム・ビュー「スクリプト」を右クリックし、「新規」を選択します。
  2. スクリプトの名前、アプリケーション・タイプ、アプリケーションおよびプラン・タイプを入力します。
  3. 「OK」をクリックします。
  4. スクリプト・コンポーネントを設計するアイコンを使用します。

    注:

    ルール、テンプレートおよび他のコンポーネントとは異なり、スクリプトを開くときは、グラフィカル・フォーマットで(フロー・チャート内に)表示できません。スクリプト・フォーマットでのみ表示できます。

    スクリプトを使用して、次のタスクを実行できます:

    • スクリプトの行番号を非表示にする(または表示する)には、「行番号の非表示/行番号の表示」アイコンをクリックします。行番号はデフォルトで表示されています。

    • スクリプトに関数を挿入するには、「関数とそのパラメータの挿入」アイコンをクリックします。関数の操作を参照してください。

    • スクリプトにメンバーを挿入するには、「ディメンションから選択したメンバーの挿入」アイコンをクリックします。コンポーネントへのメンバーおよび関数の追加を参照してください。

    • スクリプトに変数を挿入するには、「変数の挿入」アイコンをクリックします。変数の操作を参照してください。

    • スクリプトにスマート・リストを挿入するには、「スマートリストの挿入」をクリックします。スマート・リストの操作を参照してください。

    • スクリプトへのコメント行の追加および削除を行うには、「コメント」および「コメント解除」アイコンをクリックします。

    • スクリプトでシステム生成のコメントを非表示にするには、「コメントの非表示」アイコンをクリックします。

    • スクリプトの構文にエラーがあるかどうかを確認するには、「構文の確認」アイコンをクリックします。

      注:

      構文エラーがある場合、エラー・メッセージは表示されず、エラーのあるコードのテキストが赤くなります。構文エラーがない場合は、「構文エラーは見つかりませんでした。」というメッセージが表示されます。

    • 「折返し」アイコンをクリックして、ページでスクロールされるスクリプトの長い行が同じページで複数の行に表示されるようにします。

    • コード補完の提案を抑制するには、「コード補完をOFFに設定」アイコンをクリックします。(このアイコンはトグルとして機能します。コード補完をオンにするには、アイコンを再度クリックします。コード補完はデフォルトでオンに設定されています。)

    • 「置換」アイコンをクリックして、スクリプト内のテキスト文字列を検索して置換します。ビジネス・ルール・スクリプト内のテキスト文字列の検索を参照してください。

    • スクリプト内のテキスト文字列を検索するには、「検索」アイコンをクリックします。ビジネス・ルール・スクリプト内のテキスト文字列の検索を参照してください。

    • 「検索」に検索テキストを入力して、「前」または「次」をクリックして、テキストの前(スクリプト内を上に検索)または次(スクリプト内を下に検索)のインスタンスを検索します。

    • 「行に移動」に行番号を入力して、矢印をクリックしスクリプト内の行番号をハイライト表示します。

    • 行の左側にあるプラスまたはマイナス記号をクリックして、スクリプト内の行を展開または縮小します。たとえば、FIX文では、表示される文のすべての行がデフォルトで表示されますが、左側にあるマイナス記号をクリックするとFIX文の行を非表示にできます。

    • コピーするスクリプトの行を選択し、「クリップボードにコピー」アイコンをクリックします。

    • 切り取るスクリプトの行を選択し、「クリップボードに切取り」アイコンをクリックします。

    • 貼り付けるスクリプトの場所にカーソルを置き、「クリップボードから貼付け」アイコンをクリックします。

    • 関数には、自動推奨機能があります。関数の最初の数文字を入力して、[Ctrl]を押しながら[Space]を押すと、推奨内容が表示されます。推奨内容のいずれかを選択してクリックするか、[Enter]を押して、関数を完成させます。

  5. 「プロパティ」で、次のステップを実行します:
    1. スクリプト・コンポーネントを作成する場合、「共有」は選択されません。スクリプト・コンポーネントを共有にするには、「プロパティ」タブ、「共有」の順に選択し、名前を入力します。

      システム・ビューからスクリプト・コンポーネントを作成すると、デフォルトで「共有」が選択され、変更できません。かわりに、ビジネス・ルールのスクリプトのコピーを作成する場合は、ビジネス・ルールに共有スクリプトをドラッグし、「プロパティ」タブで「共有」チェック・ボックスをクリアします。これにより、ビジネス・ルール内に共有スクリプトのコピーが作成されます。共有スクリプトのコピーは、共有スクリプトが変更された場合に変更されません。ビジネス・ルールを保存すると、スクリプトは名前を持たなくなります。

    2. オプション: 新規名前を 50文字以下で入力することにより、スクリプトの名前を編集します。(デフォルトの名前は「新規スクリプト」ダイアログで指定されます。)

      注:

      共有スクリプトにのみ名前を付けることができます。スクリプトが共有されていない場合は、「名前」フィールドに入力することはできません。

    3. スクリプトの説明を255文字以下で入力します。
    4. スクリプトのキャプションを入力します。キャプションは、ルール・デザイナおよびテンプレート・デザイナのフロー・チャートでスクリプトの下に表示されます。
    5. スクリプトのコメントを入力します。たとえば、スクリプトの用途をユーザーに伝えられます。
  6. 「スクリプト」で、スクリプト・コンポーネントのキャプションを入力します。
  7. テンプレート用にスクリプト・コンポーネントを作成しているユーザーのみ: スクリプト・コンポーネントで設計時プロンプトを使用する場合は、「設計プロンプトの使用」を選択します。次に条件グリッドで、次のタスクを行って設計時プロンプトの条件を定義します。
    1. 「DTP」で設計時プロンプトを選択します。
    2. 「演算子」で、演算子「= =」または「<>」を選択します。
    3. 「値」では、ドロップダウン・リストを使用して値を選択します。このフィールドに入力することはできません。
    4. これらのステップを繰り返し、条件に必要な数の文を作成します。

      ヒント:

      グリッドから行を追加または削除するには、プラス(+)アイコンまたはマイナス(-)アイコンをクリックします。

  8. 独立スクリプト・コンポーネント(つまり、ビジネス・ルールまたはテンプレート内にないスクリプト・コンポーネント)またはビジネス・ルールのスクリプト・コンポーネントを作成するユーザーのみ: 「使用方法」では、スクリプト・コンポーネントを使用するルールを表示できます。

    注:

    このタブで情報は編集できません。

  9. 「保存」ボタンをクリックします。