グラフィカル・カスタム・テンプレートの作成

グラフィカル・カスタム・テンプレートを作成するには:

  1. システム・ビュー「テンプレート」を右クリックし、「新規」を選択します。
  2. 「新規カスタム定義テンプレート」で、要求された情報を入力し、「OK」をクリックします。

    「新規カスタム定義テンプレート」ダイアログ・ボックスには、システム・ビューで作業中のPlanningアプリケーション・タイプ、アプリケーションおよびプラン・タイプが自動的に移入されます。

  3. テンプレート・デザイナで、新規および既存のオブジェクトをテンプレートのフロー・チャートに追加します。

    オブジェクトを追加するには、「新規オブジェクト」または「既存のオブジェクト」からオブジェクトをドラッグし、フロー・チャートの「開始」「終了」の間にドロップします。

    表7-1 グラフィカル・カスタム・テンプレートに挿入する新規オブジェクト

    オブジェクト 関連項目
    式コンポーネント
    スクリプト スクリプト・コンポーネント
    条件 条件コンポーネント
    メンバー・ブロック メンバー・ブロック・コンポーネント
    メンバー範囲 メンバー範囲コンポーネント
    固定ループ 固定ループ・コンポーネント
    メタデータ・ループ メタデータ・ループ・コンポーネント
    DTP割当て DTP割当てコンポーネント

    表7-2 グラフィカル・カスタム・テンプレートに挿入する既存のオブジェクト

    オブジェクト 関連項目
    ルール ビジネス・ルールの設計
    スクリプト スクリプトおよび式コンポーネントの共有
    スクリプトおよび式コンポーネントの共有
    テンプレート カスタム・テンプレートの操作
  4. 「プロパティ」で、テンプレートのプロパティを入力します。

    テンプレートにコンポーネントを追加したり、フロー・チャートでコンポーネント間を移動したりすると、プロパティが変わります。特定のコンポーネントのプロパティを入力するには、フロー・チャートでそのコンポーネントを選択します。

  5. 「設計時プロンプト」タブを使用して、次のタイプの設計時プロンプトを入力します。
    • テンプレートの使用時に情報を入力するよう求める設計時プロンプト。

    • DTP割当てコンポーネント、有効化条件および検証条件で使用できるプロンプト不可能な設計時プロンプト。

    カスタム・テンプレート用の設計時プロンプトの作成を参照してください。

    カスタム・テンプレートを開くと、必要に応じてテンプレートに追加できる次のシステム設計時プロンプトがデフォルトで含まれます。

    • アプリケーション・タイプ - アプリケーションがクラシック(汎用)か、Oracle Project Financial Planning (PFP)アプリケーションかの判別に使用します。

    • アプリケーション - アプリケーションが単一通貨か、複数通貨か、簡易通貨かの判別に使用します。

    • UpperPOV - グローバル範囲にメンバーがあるか、またはテンプレートがメンバー範囲に挿入されたかの判別に使用します。UpperPOV設計時プロンプトを使用するグラフィカル・テンプレートの作成例を参照してください。

  6. 「保存」ボタンをクリックして、テンプレートを保存します。

ヒント:

テンプレートのコンポーネントを編集する際、コンポーネント・アイコンのサイズとフロー・チャートに表示される詳細情報の量を増減できます。これを行うには、フロー・チャート内でズーム・バーを使用してズーム・インおよびズーム・アウトします。