集約ストレージ式コンポーネントの作成

集約ストレージ式コンポーネントは、式の計算文で構成されています。式の計算文を作成するには、メンバーおよび変数を入力または選択します。式を作成する際、コンポーネント・デザイナのグリッド内の行にその各計算文がリストされます。

式コンポーネントは、システム・ビューまたはルール・デザイナで作成できます。式コンポーネントは独立したオブジェクトとしてデータベースに存在するため、ビジネス・ルール間で共有できます。

集約ストレージ・アプリケーション用の式コンポーネントを作成するには:

  1. システム・ビュー「式」を右クリックし、「新規」を選択します。
  2. 式名およびアプリケーション・タイプを入力します。
  3. アプリケーションを選択します。

    アプリケーション名は有効なPlanningアプリケーションである必要があります。

  4. 「データベース」を選択します。

    注:

    「式」を右クリックし、「新規」を選択して新しい式を作成する場合、システム・ビュー内で操作しているアプリケーション・タイプ、アプリケーションおよびデータベースが「新規式」ダイアログに挿入されます。

  5. 「OK」をクリックします。
  6. コンポーネント・デザイナの「プロパティ」で、次のステップを実行します。
    1. オプション: 式は、作成時にデフォルトで共有されます。「共有」チェック・ボックスを選択する、またはクリアすることはできません。

      ヒント:

      共有でない式を作成するには、ビジネス・ルールを開いて、新しい式コンポーネントをビジネス・ルールのフロー・チャートにドラッグします。「共有」チェック・ボックスは選択されていません。式を共有する場合は、「共有」チェック・ボックスを選択します。

    2. オプション: 新規名前を50文字以下で入力することにより、式の名前を編集します。(デフォルトの名前は「新規式」ダイアログで指定されます。)
    3. オプション: 式の説明を255文字以下で入力します。
    4. オプション: 式のキャプションを入力します。キャプションは、ルール・デザイナのフロー・チャートで式の下に表示されます。

      注:

      キャプションを入力しない場合、フロー・チャートではコンポーネントの名前が表示されます。

    5. オプション: 式のコメントを入力します。たとえば、式コンポーネントの使用方法をユーザーに伝えられます。
  7. 「式」に、式のキャプションを入力します。
  8. オプション: 「オフセット・メンバー」から、オフセット・メンバーまたはディメンション間メンバーに書き込まれる式コンポーネントの式のすべての合計金額が必要な場合、省略記号アイコンをクリックしてメンバーを選択します。

    注:

    オフセット・メンバーは、下で作成する式内に手動で定義できます。式コンポーネントで定義されたオフセットは、すべての計算済金額の合計として計算されます。

  9. 式の文を作成するには、等号の左側にある1番目の式の文の行内をクリックします。次に、メンバーまたはディメンション間メンバーの選択を入力するか、「アクション」をクリックして、次を選択します:

    注:

    ディメンション間メンバーの選択を入力する場合は、各メンバー名を右矢印で区切って入力します。たとえば、mem1->mem2->mem3のようになります。

  10. 式の文を完成するには、等号の右側にある行内をクリックします。次に、メンバーまたはディメンション間メンバーの選択を入力するか、「アクション」をクリックして、次を選択します:
  11. オプション: 式の文行ごとに、「コメント」アイコンをクリックし、式の文に関するコメントを入力します。「OK」をクリックします。
  12. 「使用状況」では、式コンポーネントを使用するルールを確認できます。

    注:

    このタブの情報はどれも編集できません。

  13. 「保存」ボタンをクリックします。