メタデータ・ループ・コンポーネントの作成

メタデータ・ループ・コンポーネントを作成するには、アイコンをドラッグして、カスタム・テンプレートのフロー・チャートにドロップします。メタデータ・ループ・コンポーネントは、そのコンポーネントを作成するテンプレート内にのみ存在します。メタデータ・ループ・コンポーネントはテンプレート間で共有できません。

メタデータ・ループ・コンポーネントを作成するには:

  1. システム・ビューでカスタム・テンプレートを右クリックし、「開く」を選択します。
  2. テンプレート・デザイナ「新規オブジェクト」で、「メタデータ・ループ」オブジェクトを選択し、フロー・チャートにドロップします。
  3. 「メタデータ・ループ」タブで、次のいずれかのループ・タイプを選択します。
    • メタデータ

      「メタデータ」を選択した場合、次の情報を入力します。

      • インデックスDTP - メタデータ・ループのインデックスとして機能する既存の設計時プロンプトを選択します。メタデータ・ループの開始前に、設計時プロンプトの値はゼロにリセットされ、ループごとに1ずつ増分されます。

      • ディメンション - メタデータ・ループで使用する親を含むディメンションを選択します。

      • 関数 - ディメンション・メンバーに変数を適用する方法を指定する関数を選択します。

      • 変数 - 変数に使用するメンバー設計時プロンプトを作成します。この設計時プロンプトは式で使用され、Calculation Managerによって、設計時プロンプトが指定の関数で作成された各メンバーに置き換えられます。

    • 固定

      「固定」を選択した場合、次の情報を入力します。

      • インデックスDTP - メタデータ・ループのインデックスとして機能する既存のステップの設計時プロンプトを選択します。メタデータ・ループの開始前に、設計時プロンプトの値はゼロにリセットされ、ループごとに1ずつ増分されます。

      • インデックスの開始 - ループが開始する値。「選択」ボタンをクリックして、開始インデックスとして使用する設計時プロンプトを選択します。

      • インデックスの終了 - ループが終了する値。「選択」ボタンをクリックして、終了インデックスとして使用する設計時プロンプトを選択します。

  4. メタデータ・ループのプロパティを入力します。
    • 検証および計算のために、テンプレートからメタデータ・ループ・コンポーネントを除外するには、「使用不可」を選択します。

      ビジネス・ルールの検証が行われず、検証エラーの原因を特定する際には、コンポーネントを使用不可にすることが必要な場合があります。コンポーネントを使用不可にすると、フロー・チャートではグレーで表示されます。

    • メタデータ・ループのキャプションを入力します。

      フロー・チャート内のメタデータ・ループ・コンポーネントのアイコンの下にキャプションが表示されます。

    • 説明およびコメントを入力します。

  5. 「保存」ボタンをクリックします。