アーティファクトとアプリケーションのバックアップ

2種類のスナップショット(エクスポートとバックアップ)を作成できます。

  • バックアップ: 環境のクローニングに使用可能なスナップショットを作成し、たとえば、本番インスタンスからテスト・インスタンスにアプリケーションを移行してトラブルシューティングや追加の開発作業を行います。

    環境をバックアップする場合、アプリケーションをそのすべてのデータおよびアーティファクトとともにエクスポートすることで、日次メンテナンス・スナップショットに似た環境全体のスナップショットを作成します。バックアップには、ドキュメント・リポジトリ、コア(以前のPlanning)、Data Management、Calculation Manager、およびグループとメンバーシップに属するアーティファクトが含まれます。コアのアーティファクトには、現在のアプリケーションに必要なリレーショナル・データとEssbaseデータ、グローバル・アーティファクトとセキュリティ・アーティファクト、構成とプラン・タイプ・アーティファクトなどが含まれます。これらのカテゴリに属するアーティファクトの可用性は、現在の環境内のアプリケーションによって管理されます。

    注:

    • Planningの場合のみ: バックアップ・プロセスにより、集約ストレージ(ASO)・キューブで有効になっているメンバー・ドリブン・スマート・リスト(ある場合)に関連付けられたデータがエクスポートされます。ASO、キューブ設計およびデータ量に対して有効な該当メンバー数によっては、データをエクスポートするために生成されたMDX問合せに、深さのあるクロス結合セクションが含まれる場合があり、これが原因でメモリー割当てエラーによりバックアップ・プロセスが失敗する可能性があります。
    • 常に日次メンテナンス・スナップショットを使用してPlanning環境を復元してください。
  • エクスポート: 環境内の特定のアーティファクトの増分バックアップを作成します。通常は、増分スナップショットを使用して、別の環境の更新に使用可能なバックアップを作成します。

    例:

    • テスト環境でテスト済のアーティファクトをエクスポートして中間スナップショットを作成し、これを本番環境にインポートできます。同様に、ある環境のEssbaseデータをエクスポートし、そのデータを別の環境にインポートできます。

    • 環境で作成済のグループをエクスポートして、別の環境に同一のグループを作成します。エクスポートするグループを選択するには、「カテゴリ」「グループとメンバーシップ」「ネイティブ・ディレクトリ」の順に展開し、「グループ」を選択します。

注:

移行では、アプリケーション監査レコードのエクスポートおよびインポートはサポートされていません。監査レコードをエクスポートする必要がある場合、ビジネス・プロセスの監査機能を使用して、監査データのエクスポートを使用可能にします。詳細は、ビジネス・プロセスの管理ガイドを参照してください。

スナップショットを作成するには:

  1. 「移行」にアクセスし(ライフサイクル管理用の移行へのアクセスを参照)、次のいずれかのステップを完了します。
  2. アプリケーションをバックアップするには:
    1. 「バックアップ」をクリックします。
    2. 「バックアップ」に宛先フォルダ名を入力します。デフォルトで、アプリケーションの完全スナップショットはBackup Date (例: Backup 18-05-14)フォルダにエクスポートされます(フォルダ名は変更可能)。

      フォルダ名に、ネイティブ・オペレーティング・システムでサポートされていない文字を入力しないでください。たとえば、Windowsではフォルダ名にコロンを使用できません。

      操作の進捗が示される移行ステータス・レポートが表示されます。

    3. 「リフレッシュ」をクリックすると、進捗をモニターする移行ステータス・レポートが更新されます。「閉じる」をクリックすると終了します。

      バックアップがなんらかの理由で失敗すると、レポートにはステータスとして「失敗」と表示されます。「失敗」をクリックすると「移行詳細」画面が開かれ、バックアップ・プロセスが失敗した理由と修正処理が示されます。バックアップの失敗の原因となったエラーを修正した後で、再度操作を試行できます。

      バックアップを含むフォルダが、「スナップショット」にリストされます。
  3. 選択したアプリケーションのアーティファクトを環境からエクスポートするには:
    1. 「カテゴリ」で、エクスポートするアーティファクトを選択します。
      • コンポーネントのすべてのアーティファクトをエクスポートするには、コンポーネント名の横にあるチェック・ボックスを選択します。

      • コンポーネントの特定のアーティファクトをエクスポートするには、コンポーネント名をクリックします。「アーティファクト・リスト」で使用可能なフォルダを開き、エクスポートするアーティファクトを選択します。

    2. オプション: 「選択済アーティファクト」ボタン(「選択済アーティファクト」)をクリックして、エクスポート用に選択したアーティファクトのリストを確認します。
    3. 「エクスポート」をクリックします。
    4. 「エクスポート」「OK」をクリックします。
      デフォルトで、増分エクスポート・スナップショットは USER_NAME Date (例: john.doe@oracle.com 18-05-14 )フォルダにエクスポートされます(フォルダ名は変更可能)。フォルダ名に、ネイティブ・オペレーティング・システムでサポートされていない文字を入力しないでください。たとえば、Windowsではフォルダ名にコロンを使用できません。

      操作の進捗が示される移行ステータス・レポートが表示されます。

    5. 「リフレッシュ」をクリックすると、進捗をモニターする移行ステータス・レポートが更新されます。「閉じる」をクリックすると終了します。

      エクスポートが何らかの理由で失敗すると、レポートにはステータスとして「失敗」と表示されます。「失敗」をクリックすると「移行詳細」画面が開かれ、エクスポートが失敗した理由と修正処理が示されます。エクスポートの失敗の原因となったエラーを修正した後で、再度エクスポート操作を試行できます。

      エクスポートされたアーティファクトを含むフォルダが、「スナップショット」にリストされます。