If/Then/Else

確認ルールにはIf/Then/Else文を使用でき、「テキストとして追加/編集」タブでより複雑な条件テストを作成できます。この文では、if文がtrueに評価された場合に実行される第1の経路およびif文がfalseに評価された場合に実行される第2の経路が指定されます。

If/Then/Else文を使用すると、警告メッセージやフラグとしてカスタム・フィールドの値をレポートで使用できます。

次の例では、結果が100から1500のとき、「確認レポート(警告)」に「Amount between 100 and 1500」と出力されます。この例では次の3つのデータ勘定科目を参照します:

  1. 24000050: 1000

  2. 24000055: 500

  3. 24000060: 10

この例のこの計算は1000 + 500/10で、結果が1050です。

スクリプトはJythonコードによって記述されます:

 def runVal():
       dbVal=abs((|,,,,,BERLIN,24000050,[ICP None],[None],[None],[None],[None],,,,,,,,,,,,,,,,|)+(|,,,,,BERLIN,24000055,[ICP None],[None],[None],[None],[None],,,,,,,,,,,,,,,,|)/(|,,,,,BERLIN,24000060,[ICP None],[None],[None],[None],[None],,,,,,,,,,,,,,,,|))
       PstrCheckMessage1=''
msg2=''
msg3=''
       if(dbVal<100):  
          RESULT=True
          PstrCheckMessage1='Amount < 100.'
       elif(dbVal>100  and dbVal<=1500):
          RESULT=True
          PstrCheckMessage1='Amount between 100 and 1500.'
       elif(dbVal>1500  and dbVal<=9999):
          RESULT=True
          PstrCheckMessage1='Amount between 1501 and 9999.'
       else:
          RESULT=False
          PstrCheckMessage1='Amount greater than 9999!'
       return [RESULT,PstrCheckMessage1,msg2,msg3]

注:

ステータス表にデータを書き込むには、return文とともに3つのメッセージ・パラメータを含める必要があります。1つのメッセージのみを書き込む場合、他の2つのメッセージ・パラメータは必要です。

このスクリプトの実行結果は確認レポート(警告あり)に表示されます:


確認レポート(警告あり)イメージ